土用の丑の日の謎
2020.08.05 06:00
丑の日ってうなぎの日、ぐらいにしか思っていないけど、どうやら今年は2回もあるらしい。うなぎは食べたいけど高いし、この時期さらに高くなるしなあ……
と思っていたあなた、というか私ですね。
まず「土用の丑の日」とはなんなのかというと、
「万物は木火土金水(もっかどごんすい)の五要素が相関して成り立っている」
という中国の陰陽五行思想が由来だそうです。中二心をくすぐられます。
五行の要素を四季に当てはめ、
「春=木」
「夏=火」
「秋=金」
「冬=水」
そして、それぞれの季節の終わりの約18日間を「土」の「土用」とし、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前が土用の期間となっています。
土用は季節の変わり目ごとに18日間あるので、十二支を割り振った丑の日が今年のように土用の期間に2回来ることもあるというわけです。
夏土用(立秋前 )今年は7月19日~8月6日の期間なので、7月21日を一の丑といい、8月2日を二の丑といいます。
なんでうなぎを食べるのかについては諸説ありますが、暑い時期の土用の丑の日に「う」の付くものを食べると夏バテしないといわれています。
……という理由を付けて、食べました。
思い切って特上を頼みましたが、もう一杯余裕でいけてしまいそうです。
いいかい、学生さん、うなぎをな、うなぎをいつでも食えるくらいになりなよ。
そしたら私にもおごっておくれよ……。
実は土用の丑の日と全く関係なく、ちょうど我が家において「うなぎ食べたい」熱が高まっているところでした。
何故かと言うと……