ロータス瞑想
いただきへ息を休める立擬宝珠 高資
立擬宝珠とは不思議な名前ですね。宝珠の意味を調べてしまいました。
宝珠とは「十字架が上 に付いた球体」。
マニ宝珠の上がとがったような雫の形(涙の形、オタマジャクシの形)の象徴は「世界の上に立った十字架の救い」!! でもあるということのようです。
まさに人が憂うと書いて優しい、優れていると読む優の字と重なります。
十字架は「義と愛の合えるところ」と謳われ 縦と横の統合の象徴ともいわれます。
憂うべき現実、痛むべき現実を受け取り、自分の中に統合するとき、すべての願いは叶うということかも知れません。
古人の知恵に驚かされます。
マニ宝珠が水滴の形なのも面白いですね。水は愛であり、潤いであり、命であるとも言えます。
私たちの真実の願いは愛であり、潤いであり、命なのかもしれません。
真実の願いに気づくとき、すべての願いが叶った・・・チルチルミチルの青い鳥探しにも似ていますね。
宝珠そのものの意味は十字架が上についた球体。
それはまさに蓮華からマニ宝珠が生まれるというシンボリズムと一つになります。
自分の十字架を背負い、重荷を負って歩くといわれる人生、修行に例えられる人生、人生は不条理に満ちた泥土のようであるのかもしれません。
その泥土の中で命を得、生かされ、花を咲かせる蓮の中に潜在意識と潜在意識が一つになった(自己一致した)意識が生まれる。
「オームマニパドメフーム」。
泥土はそこに根差すとき、養分を与え、命を育み、潤す恵みの地となる。
苦楽表裏一体をも示唆されます。
マニ宝珠に
①十字架の救い
②水滴
③意識の三つのシンボリズムを観る事ができます。
「オームマニパドメフーム」が神仏の名を呼ぶ真言の一つと考える時、「マニ宝珠は蓮華の上の観音菩薩」と言えるのかもしれません。
観音菩薩は魂だとも聞きます。
魂が不条理に満ちた泥土を生きる旅は集合無意識(神意識)と一つになる旅、吾であり宇宙である実感、梵我一如になる旅、悟り(差取り)の旅といえるのではないでしょうか?
手順
今ある息をみんな吐き切ります。ゆったりした呼吸、深い呼吸をするだけで、意識は深い意識へと誘われてゆきます。
観音菩薩の真言「オームマニパドメフーム」を心の中で唱えます。
【基本的な呼吸法】
① 両鼻で呼吸、腹式呼吸、背筋は伸ばし、肩・腕の力は抜く
② 4秒・4秒・4秒(1:1:1)で息を吸い、止め(=保息)、吐く(前屈して息を吐き切る。吐く時に弛緩する)保息は強い集中が行われる幕間でありエネルギーが充填されるときです。
③1:1:1のリズムを1:2:2に変えて同様に行う。
【ロータス瞑想】
できれば蓮華座を組んで座る。(胡坐でもよい。)
身体を左右に揺すって会陰を床につける。
頭頂を糸で引き上げられるイメージで背筋を伸ばし、百会から会陰まで気の柱を立てる。
蓮華印(両手を合わせ 親指、小指は合わさったままで 他の指は開く)を組む。
吸う息とともに膨らむ胸の感じ、吐く息とともにしぼむ胸の感じ・・・呼吸に意識を向ける。
①大きな蓮の花をイメージします。
② その大きな蓮の花の真ん中に自分は座っているとイメージします。
③ 会陰を意識した呼吸をゆっくり5回。 息を吐くときには、自分を覆うように花びらが閉じていき、 吸いこむと同時にリラックスして花びらが開いていくとイメージします。 開いた指も吐く息とともに閉じ、吸う息とともに開きます。 花の開閉に合わせて5回ゆっくり会陰呼吸。
④合掌して終了。
チベットで最も愛される観音菩薩の真言「オームマニパドメフーム」
この真言は「蓮華のなかにましますマニ宝珠」という意味を持ちます。
雫のような形のマニ宝珠は潜在意識(球)と顕在意識(氷山の一角と表現される)が一つになった象徴(故に願望実現の象徴ともいわれます)
宝珠そのものの意味は十字架が上についた球体。まさに蓮華からマニ宝珠が生まれるというシンボリズムと一つになります。
自分の十字架を背負い、重荷を負って歩くといわれる人生、修行に例えられる人生、人生は不条理に満ちた泥土のようであるのかもしれません。その泥土の中で命を得、生かされ、花を咲かせる蓮の中に潜在意識と潜在意識が一つになった(自己一致した)意識は生まれる。泥土はそこに根差すとき、養分を与え、命を育み、潤す恵みの地となる。
今ある息をみんな吐き切ります。ゆったりした呼吸、深い呼吸をするだけで、意識は深い意識へと誘われてゆきます。
【基本的な呼吸法】
① 両鼻で呼吸、腹式呼吸、背筋は伸ばし、肩・腕の力は抜く
② 4秒・4秒・4秒(1:1:1)で息を吸い、止め(=保息)、吐く(前屈して息を吐き切る。吐く時に弛緩する)保息は強い集中が行われる幕間でありエネルギーが充填されるときです。
③1:1:1のリズムを1:2:2
【ロータス瞑想】
できれば蓮華座を組んで座る。(胡坐でもよい。)身体を左右に揺すって会陰を床につける。
頭頂を糸で引き上げられるイメージで背筋を伸ばし、百会から会陰まで気の柱を立てる。
蓮華印(両手を合わせ 親指、小指は合わさったままで 他の指は開く)を組む。
吸う息とともに膨らむ胸の感じ、吐く息とともにしぼむ胸の感じ・・・呼吸に意識を向ける。
大きな蓮の花をイメージします。
その大きな蓮の花の真ん中に自分は座っているとイメージします。
会陰を意識した呼吸をゆっくり5回。
息を吐くときには、自分を覆うように花びらが閉じていき、
吸いこむと同時にリラックスして花びらが開いていくとイメージします。
開いた指も吐く息とともに閉じ、吸う息とともに開きます。
4. 花の開閉に合わせて5回ゆっくり会陰呼吸。
5. 合掌して終了。