塩分
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
ご来店頂いた方に配布してます(お渡し漏れも
多々ありますが)テマヒマ店主(うちの奥さん)企画•手書き制作によるテマヒマ通信もNo5と
なりました。No0から始めましたので6号目と
なります。
営業自粛中にテイクアウトを始めた時からこ
のテマヒマ通信を始めたのですが、現在は、
ランチのメニューが変わるサイクルで、新し
い号に変わるサイクル、だいたい3週間ごとに
なります。
そのうちのメインコンテンツでは、
No0
免疫力を上げるためによいこと
No1
味噌のお話
No2
麹のお話
No3
発酵食品の五大効果のお話
No4
甘酒のお話
No5
お味噌の塩分のお話
と、発酵に関連する情報や知識について書か
れています。
今回のお味噌の塩分のお話。
店頭で、ランチのメニュー•お味噌の説明をし
ていて、お客様から塩分が1番少ないのはどれ
ですか?と聞かれることがあります。その場
合は麹分量の多いお味噌の方をおススメしま
すが、それほど塩分を気にされる方が多い、
お味噌の塩分を敬遠される方もいらっしゃる
ということですね。ちなみに、テマヒマでは
お椀に溶くお味噌の分量を一律にはしてなく
て、塩分の多いお味噌は控えめにしています
。1グラム単位の話ですが。また昨年10月の
メニュー改訂と前後してお味噌を溶く力も1
グラム減らしました。栄養士さんと相談しな
がら決めたことですが、その経緯はテマヒマ
ブログ訓練の回に書いています。
以下、テマヒマ通信から抜粋です。
味噌の塩分は身体に入る時、単体の食塩=
NaCl(塩化ナトリウム)の形ではなくNa+(ナト
リウムイオン(ナトリウムイオン)とCl -(クロム
イオン)に分かれた状態になっています。その
際、大豆のK(カリウム)も一緒に取り込まれま
す。さらに味噌汁として食べる場合、K(カリ
ウム)を多く含む緑黄色野菜や芋類、海藻類などと一緒に食べることで余分なNa(ナトリウ
ム)は排出されることになります。
体内のバランスとしてナトリウム過剰になら
ない摂取バランスはNa(ナトリウム):K(カリウ
ム)=3:1といわれています。味噌汁に青葉や
ジャガイモ、ワカメなどを入れることでその
比率に収まるようになります。味噌から摂る
塩分はカリウムのバランスからみても過剰摂
取を避けられる知恵が働いています。(以下略)
<参考文献>
みそを学ぶ(一般社団法人東京味噌会館)
みそ知り博士のQ&A50(みそ健康づくり委員会)
お医者さんから塩分を控えるように言われて
るという方もいらっしゃって、最終はご自身
の判断かと思いますが、味噌は医者いらず、
ということわざもあるぐらいなので、お味噌
を、お味噌汁に敬遠なさらずに毎日摂ってい
ただきたいと思います。
例えば、新型コロナウィルスによる死亡者数
や重症者数、その率が他国に比べて日本が低
い理由がお味噌を中心とした発酵食品、日本
食にある、とかって研究結果が出たりしたら見直されたりしますかね?うがい薬みたいな
ことになっても困りますが。。。。
昨日はランチのお客様は比較的少なく、皆様
ゆったりのんびりされてたのではないでしょ
うか?じっくりお買い物される方が多かった
ですね。あと通販のお問い合わせがなぜか昨
日は多かったです。引き続き積極的に承って
ますのでお気軽にお問い合わせください。
今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち
しています。ランチのご予約状況ですが、12
時にお1組のみとお席に余裕がございます。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!