2020年度第1回目のワークショップを開催しました!
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回の更新からすでに4か月以上(ほぼ5か月)が経過していることに愕然としている更新者です(-_-;)
コロナのせいで、とか、やることが多くって、とかはここではとりあえず置いておき、複数の管理人がいるため、いつかだれかがやってくれるんじゃない?」という淡い期待(「甘え」とは書かない!)が各人にあったことは否めません。
という反省はここまでにして、表記の件についてご報告したいと思います。
(すでに一週間経過していますが…)
8月1日(土)初のオンラインのみによるWSを開催しました。
テーマは「今さら聞けない⁉オンライン授業のあれこれ」でした。
オンラインということで、いつもより時間も大幅短縮し、開催も夜。
が、何と⁉この8月1日という日は、日本語教育関係だけでも複数のウェビナーが開催されてるではありませんか⁉
しかも数百人単位を行われるもの多数…
この状況に、「ヤバイ…ほとんどだれも参加してくれないんじゃなかろうか?」と戦々恐々としておりました。
しかし、ふたを開けてみると、複数のキャンセルがあったものの、当日参加者は定員ぴったりの20名、というありがたい結果✨
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございます!
さて、私たち「日本語教師こんぶの会」のメンバーは、それぞれ異なる教育機関で日本語教育に携わっています。
それぞれの実践の場が異なるというのは、いろいろな意味でいいことがたくさんあります。
WSを企画するときも、各自の周囲にいる教師に「あんな人」や「こんな人」がいるので、こんな内容にしても意味がない、とか、こういう学習者が対象なので、こんな内容にしたほうが多くの人に響くんじゃないか、とか、いつも結構な喧々諤々ぶりです。
そんな中、私たちが共有しているのはおそらく、「こんなことができたらいいな~」とか「教師としてかくありたし」というビリーフに関わる部分だと思います。
今回の企画の際も、普段からオンライン授業を実践していても、その元になる考え方が機関によって違っていたり、オンライン授業のやり方そのもの(オンライン会議システムを使うのか、Live中継するのかなど)が違っていて、「オンライン授業」のとらえ方は人によって大きく違うだろう、という話になりました。
また、多くのウェビナーなどは、以下のnoteでも言及されているように、新規参入者にはハードルが高いのでは?という話にもなりました。
(私たちのWSの報告は差し置いても、@GB_Taka1 さんの抱腹絶倒noteはぜひご一読をお勧めします!文中の「キャンディーズ」が上の写真の左上3名です😅)
ただ、こちらにもあるとおり、オンライン授業がほとんど初めての方と、百戦錬磨の方とでは興味の対象や話の内容が大きく違うはず。
その部分をどうするか?というのは、事前に持ち寄っていただいた「聞きたいこと」「共有
したいこと」によってグループ分けすることで、何とかならないかと考えました。
しかし!!
せっかく事前にうまいこと割り振ったと思っていたブレークアウトセッションが、ファシリテーター間でホスト権限を行ったり来たりしている過程で跡形もなく消え去ってしまい、まさかのランダム自動振り分けに…
焦りに焦る私たちを尻目に、何の問題もないかのようにブレークアウトセッション移動してくださった皆様には感謝してもしたりません。
一方で、Zoom初心者の方には移動の仕方が分からず、ご不便をおかけしてしまったと思います。
申し訳ありませんでした🙇
以上のような不手際があったにも関わらず、皆様が勝手に何かを学んでくださるという、偶発性の高いWSならではの感想を多くいただきました!
Twitterで拾い切れていないご意見もあるかもしれません。
また、アンケートの中には経験者と未経験者では共有できることが少ないのではないか、とのご意見もいただき、全くおっしゃる通りだと思います。
授業で言うと、能力差のあるクラスをいかに学び多い場に変えるか?
という、多くの教育機関で働いていらっしゃる方々が試行錯誤されていることとも重なりそうです。
それでも、上記のツイートやnoteに見られるように「勝手に学ぶ」ことがWSの醍醐味だとも言え、この部分は今後のファシリテート(場づくり)の改善課題とさせていただければ、と思います。
WS終了後、スッカスカの「これ、どう見ても資料にはならんよね」と思っていたスライドを参加者皆様にお送りしました。
すると、用事で途中退席された方から、
「早速参考文献を注文しました。スライドだけ見ても、すごく心に刺さりました。」
とのありがたいお言葉…もうメンバー全員、感動の嵐!でした。
私たちはそれぞれの興味や仕事があり、次回のWSがいつになるか、どんな内容になるか、ここで申し上げることはできないのですが、自身の実践と皆様の実践をつなぐ場を、またどこかで持っていきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後とも日本語教育界のキャンディーズ、もとい「日本語教師こんぶの会」をよろしくお願いします!