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Me and Songs

BAND-MAID リアクション紹介 / Dice

2020.08.07 02:15

世界中から投稿されるBAND-MAIDへのリアクション動画を要訳してご紹介しているこのシリーズ!


現在、色々な企画に取り組んでいるため、久々の登場となってしまいました、すいません!(汗)


なんと昨日、お盆期間中のオンラインお給仕第二弾が発表されました!こちらも楽しみですね!



今回ご紹介するのは、Defy Theo さん。イギリス在住のバンドマンでもある彼が、Dice にリアクトしました!



コメント前半



今日、僕が見ていくのは BAND-MAID というバンドなんだけど、僕が知っているのは日本のバンドということだけで、どんなジャンルの音楽をやっているかとかは一切知らない。


ということで、今から見ていこう!



0:50 イントロ

おぉ、最初っからゴリゴリのロックだね!


1:30 Aメロ

OK、ちょっと止めさせてもらうよ。このバンドに対して既にすごく興味がわいてきたよ。


僕の耳にはクラシック・ロックっぽく聞こえるんだけど、そこにひねりがあると思う。



クラシック・ロックのエッセンスを取り出して、そこに別のスパイスを加えてるような…。


そして、彼女達の持つ音楽的才能・能力をそこに注入してる感じさ。


ベースラインも、プログレとまでは言わないけど単なるクラシック・ロックではなく、ひねりが加えられていて、そういう所が興味をそそるよ。



2:25 サビ①

ここはポップなパンクだね、アヴリル・ラヴィーンみたいな雰囲気だ。


(*これはナイス例えだと思います・笑)



2:45 ブリッジ

ここまで聴いて、このサウンドプロダクションは素晴らしいね!


特にドラム、このスネアのサウンドは素晴らしいよ。力強さを感じるよね。


3:00 Aメロ②

(①と違うアレンジを指して)ね?こういう所に彼女達の音楽的な能力の高さを感じるよね。



コメント後半



4:25 ブレイク手前

この曲はすごく展開が忙しくて、ちょっと驚いてるよ。耳が曲に着いていけてない感じさ。


僕自身が構成のパターンを把握しきれていないからだと思うけど、小さなセクションがいくつも連なって一曲になってるんだよね。



それがこの曲から感じる*複雑さに拍車をかけていると思うけど、彼女達はそれを面白い具合にやってると思う。


ここまで聴いてきて楽しめてるし、3分の曲なのに、まるで5分の曲を聴いてるかのような感覚だ。



*構成自体は、J-popでは王道の<A⇒B⇒サビ⇒ブリッジ⇒A'⇒B⇒サビ⇒間奏>ですが、多分2番でのアレンジの多さや、バッキングなのに凝ったフレーズ等を指して「複雑さ」と言っている気がします。


6:20 終了後

非常に良かったよ。このバンドの曲、もっと聴いてみたいね。


彼女達は真のミュージシャンで、マジでロックしてる。今のような時代にこういうバンドを見るのは嬉しいよね。



僕が特に興味を持ったのは、こういったバンドがアジア特有、特に日本独特のものなのかという点だ。


「欧米ではこういうジャンルは滅びた」とは言わないけど、この手の曲がチャートの上位にくることはまずないわけでね…。



だから、こういう曲・バンドが現代のロックシーンの方向性なのか?そして、日本をはじめとするアジア諸国からそういったトレンドが来ているのか?とても興味があるよ。


それこそ、ギターを弾いて曲を書く人間として、僕が最近考えていることなんだ。


最近、ギターロックやギターポップのイノベーションは一体どこにあるんだ?



メタルの中ではいまだに時々革新的なものを見ることがあるけど、より普遍的なギターミュージックではそういった新しい要素を全然見ていないように思うんだ。


なので、もしかすると彼女達のようなアジアからのバンドが、そういった革新的な存在になるのかもしれないね。



終/