初日
昨日、無事に個展の初日を迎えることができました。
一つでも良い作品がとれたらと、ぎりぎりまで、じたばたと悪あがきをしたかいがあったので、感無量です。
大学のお友達(お友達と言っていいのか、先輩とお呼びしたらいいのか、とにかく大変お世話になっている方)が見に来てくださって、とーっても嬉しかったです。
今年に入ってからは、制作に没頭しすぎて、たぶん家族も私が大学に行ってることを忘れているのでは?というくらいにに行っていなかったので、大学の方にもしばらく会えずに寂しい想いだったので、久しぶりの再会に感動もひとしおでした。
今回の個展で六花釉は初めて人にみていただいたのですが、まずギャラリーのオーナーとスタッフの方々に真っ先に「何があったんですか?」と驚きの声をいただきました。
ギャラリーの方に六花釉の説明をしているうちに、私ってこんな風に思ってたんだ〜とか、なるほどね〜とか自分の気持ちに初めて気づかされたりして、言葉も少し心の中で整理整頓できてきました。
ふだん工房でもくもくと無言の行みたいに制作してるけど、たまには人と話すのって大事だなぁと思いました。
あと「ご両親は作風が変わって心配していなかったですか?」と聞かれたのですが、
そこで初めて、あれ?そういえば親になんか言われたっけ?何にも言われてない気がする…
…という事実が発覚したので、家の放任ぶりを改めて実感しました。
マナーみたいなこととか人付き合いみたいなことには厳しくアドバイスをくれる親ですが、作陶に関しては本当に放置されてるので、ありがたいです。きっと色々言いたいことがあるんだろうに、我慢してくれてるんだろうなぁ。
でも、なんかたまに(本当にたまに!)褒めてくれるので、嬉しいです。
今回の個展の父の一押しの作品です ↓
初日にもかかわらず、午後になってから少し模様替えとかしてしまい、ごちゃごちゃしている時に見に来てくださった方には、ご迷惑をおかけしました…。すみません。
あの状況にめげずに作品を選んでいただけて、とても嬉しかったです。
真剣に作品を見ていただけると、こちらも緊張しますが、それ以上に頑張って作ったかいがあったなぁと感動します。
無事に初日を迎えることができまして、本当にありがとうございました。