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kojinkai

楽しい等積変形。

2020.08.08 01:00

広さを変えずに形を変える。

等積変形。

中2は、今回の授業で

この領域に入りました。


もともと一次関数のところでも

かなりやってきていましたが、

さらに理論的に等積変形を学び、

力を蓄えてゆきます。


関数では特に等積変形は

必須の技術となっており、

ほとんどの応用問題で

使用する技術となっています。


二次関数なんかではさらに

利用頻度は上がりますし、

平行絡みなので、相似とも

関係が深まります。


本格的な入試対策が

始まっていると言えます。



「図形は楽しい!」と、

そんな声が上がります。


そうなんですよね、

幾何は代数との組み合わせの中で

かなり幅広く応用が見込めます。



いよいよ図形も大詰めとなり、

もうすぐ場合の数と確率に

入ってゆきます。

二学期頭からは場合の数です。


高校基本レベルでここは

身につけてもらって、

樹形図はほぼ描かずに解けるよう

テクニックを教えてゆきます。


中学入試期にほとんど終えているので

教えることはわずかです。

確率もあっという間でしょう。


冬休み前には中3内容に入り、

中3夏休みまでには三平方の定理まで

終わらせてしまいます。


新しい生徒がもう入らない、

定員いっぱいですから

成り立たせられる指導です。



みんな中1から育ててきました。

この学年においては、

今まででいちばんの成果を

あげられると確信しています。


そのため最も必要なことは何か?


甘さを捨てることです。

私もそうですが、生徒たち自身が

自分への甘さがそれぞれにあり、

本来はどの学校でもトップクラスを

張れる子が多いのに、

そうあれていない。


自分ごととして、自分の学びを

いかに見つめているか、

できないことにどう対処するか、

もう、残すところはそのような

個人的なところに限定されてきています。


自分を卑下する子もいますが、

私にはどうも、その理由を

掴みかねます。

十分に賢いでしょう。

努力でなんとかできるところに

トップ層は存在しています。


ここから先は、技術よりも

メンタル的なところが

要求されると思います。


まずは、与えられたことを

完璧にすることです。

どこから始めたらいいか分からないのなら、

目の前のことから徹底的にやるのが

定跡的な道なのです。