Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

あさひのDTMブログ

VEPの挙動を検証する

2020.08.07 17:25

こんばんは。

VIENNA ENSEMBLE PRO(以下VEP)のプリセットを作ってたんだけど、

ふと気になって負荷のかかり方について検証してきた。


VEPを使うときはインスタンスを増やさないほうが良いみたいな話は聞いたことがあったんだけど、実際のところどうなんだろう。ということで3つのケースを比較してみた。

1、DAWに20トラック分の音源を立ち上げた時の負荷

2、VEPにインスタンスを20個立ち上げた時の負荷(インスタンス内は音源1つ)

3、VEPのインスタンス内に音源を20個立ち上げた時の負荷。


使用した音源は、負荷が軽い代表格のSylenth1と負荷が重めのsugar byteのFactory。

(S1のパフォーマンスモニター上ではSylenth1=0、serum=0、Avenger=1、Factory=9)

それぞれアイドル時のCPU負荷をタスクマネージャーから計測しました。

CPUはCorei7 8700です。


Sylenth1

1=10% 2=20% 3=9%

Factory

1=35% 2=42% 3=29%


はい。VEPはインスタンス内に複数の音源を立ち上げることで

CPU負荷を軽減できることがわかりました。

インスタンス内に1つの音源しか立ち上げないなら、VEPを使わない場合よりも負荷が掛かるらしい。

そもそもインスタンス自体がCPU負荷が掛かるってことですなぁ。

ただし、VEPを介するとDAW上のパフォーマンスモニターではほとんど負荷が掛かってないのでDAWの動作自体は安定するのかも?ヨウワカラン


2のスタイルでVEPを使うなら、サーバー機を導入してホストアプリケーション本来の使い方をすることが望ましいってことかなぁ。フムム・・


サーバー機を導入するとなると、コスパが良いCPUにして静音で省電力で

OSはWIN10のProにしてリモートデスクトップを使えるようにしないと駄目だなぁ。

無駄に考えることが多くて寝ないとダメなんだけど眠れない・・グヌヌ