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【フリペと本】Cue vol.31

2016.06.24 10:00

早稲田の学生がつくってるっていうフリーペーパー"Cue"をいただきました。表紙からカラフルすぎるし、だけどどこかノスタルジックで。久々に絵の具を使って絵を描きたくなる表紙です。

もらって初めて気づきましたが、サイズがちいさいです。少なくともしょーふくよりも一回りほどコンパクトです。(しょーふくは片面B5サイズだよ)



あのね、でね、開いてびっくりしたのが目次!!!

こんなの見たこと無い!白黒の無機質さと線の無造作な感じ、アグレッシブな感じが正反対な二つなのにイイカンジに収まってるんですよココに!!

ふう。すごいな。


で、途中好きなモデルさんの瀬戸かほさんが載ってたので見て、インタビューもちょこっと見て、うんうんって頷いて。


サラーって読み流してたんですが、「精神科医 ミュージシャン」って言葉がパッて目に飛びこんできました。

すごくないですか?プロフィールを見たら、「精神科医・ミュージシャン・など。」って書いてるんですよ。「など。」って何?かっこよすぎみたいな。


で、記事に戻りますが...(・・;)


インタビューを読んでると、『編集部員のお悩み相談』ってやつが二つ載ってて、そのふたつ目に「友だちの相談にのるときの、最強のアドバイスを教えてください!」って書いてあって、、、

インタビュー記事中にお悩み相談とは斬新な、と思いました。もちろん相談の回答は実際に読んでのお楽しみって感じなんですが。。。


一つのテーマに対して様々な記事が並んでるのって楽しいなあって改めて感じました。




ふと思いついたのは阿部智里さんの「黄金の烏」ですねー。

『八咫烏(やたがらす)シリーズ』といわれる作品で、これが3作品目にあたります。

三作目は前2作と舞台も主人公も異なる作品で、今回の主人公は切れ者なのにボンクラを演じる雪哉という男の子。


彼は、自分の兄に朝廷仕えしてほしくて、皆に気づかれないように兄を立てていました。しかしながら、以前一年だけ仕えた日嗣の御子、若宮が雪哉の故郷に現れてから一気に物語は加速していきます。。。


故郷を襲った謎の薬、その黒幕を突き止めるために、再び若宮のもとへ朝廷仕えをすることになる雪哉。自分が本当に望むのは、若宮とともに民を守る盾となることか、故郷の安寧か。揺れに揺れる心の中にも一本どっしりとした芯が見て取れる彼となんとなく通じ合うような気がしました、このフリペ。


おわり