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Hell Near Effect Board Design

GALLERY 更新しました

2016.06.18 13:15

札幌市、S 様のボードです。製作は 2014年 8月です。


エフェクトボードはPULSE EC08 です。サイズは 800 x 400 mm、登場する機会の多いエフェクトボードですが、ボードが大きくなると高さも必要になるケースが多く、PULSE の100mm、ARMOR の90mm、このわずか 10mm の差でも入る、入らないがでてきますので、今回は PULSE を採用しております。


信号の流れはギターから CAJ IN and OUT に入り、FREE THE TONE ARC-3の HTS IN へ。スイッチャー内は LOOP 1 に Suhr Koji Comp、LOOP 2 に BOSS OD-1X、LOOP 3 に OKKO DOMINATOR、LOOP 4 に xotic Ep-booster、LOOP 5 に MXR TEN BAND EQ、LOOP 6 に strymon TIMELINE、LOOP 7 に strymon Big Sky、LOOP 8 に BOSS RC-30。FREE THE TONE ARC-3 の HTS OUT から CAJ IN and OUT へ戻ります。TUNER は KORG pitchblack、こちらはスイッチャーの TUNER ではなく CAJ IN and OUT に接続されています。


追加予定だったボード右端のワウを入れるスペースの他に、S 様ご自作の strymon が乗っている高台の右端にもスペースがあります。


電源周り、Noah'sark AC/DC-1 の AC 電源部分は FREE THE TONE ARC-3 純正の 12V AC アダプター、strymon の 2 機種にそれぞれ純正アダプター、MXR TEN BAND EQ は 18V 駆動のため、専用の AC アダプターで供給。チューナーを除くその他のエフェクターは DC 部分から供給しています。ジャンクションボックスは多くの場合、パワーサプライから離した右上に置きますので、大きなボードは端に配置するエフェクターまで、取り回しを含めるとかなり長めの DC ケーブルが必要になります。ジャンクションボックス機能に加え、電源供給機能もついている CAJ IN and OUT ですのでチューナーの KORG pitchblack は CAJ IN and OUT から供給しています。


配線周り、ケーブルは CAJ Guitar Cable、プラグはすべて switchcraft、ハンダは Kester #44 を使用。


スイッチャーの後ろはプラグが密集してケーブルにダメージのないようにスペースを確保するとけっこうな奥行きを消費しますが、プラグ部分が干渉しない高さまで高台で上げることで奥行きを気にせず配置することが可能です。


快く掲載許可いただけました。S 様、本当にありがとうございました。