行い。

洗濯物を丁寧に畳んだ。

今までだって畳んではいたけれど、

洋服屋の店員さんみたいに立ったまま畳んでいたりで 笑

チャチャっとやっていて。

ある日

なんだか気持ちがモヤモヤしていたので

洋服の整理に取り掛かり

（なんとなくモヤモヤすると唐突に整理整頓をし出すパターン）

あらためて、点検がてら

衣装ケースをひっくり返して

今まで以上にきちんと丁寧に畳み直したら

宝箱のように

とっても素敵になった。

見慣れたモノモノたちが

フレッシュに蘇り

“素敵なもの、たくさん、あるなぁ”

“足りてるなぁ”

という豊かな感覚がした。

手をかける

ってすごいなぁ

魔法みたい。

やっているつもりで

やっていないこと

全然、甘いこと

って、あるなぁ。

「洗濯物、畳んでますよ？」

と言っても

たしかに、畳んではいても

同じことをしているようでも

その行いは

全然違うんだなぁ

と思ったのでした。

そして

ほんとうに

“きれいだな”

“かわいいな”

“素敵だな！”

と思うと

行いは

面倒でも義務でもなんでもない

たのしみになるんだな。