浅田大輝 hair&make ROUGE スタイリスト(カラー大好き変態男)

カラー剤のツンとくる臭いの理由とホームカラーの関連性

2016.06.18 13:14

カラーをしたことがある方はご存知だとおもいますが、


カラー時にするあの鼻にツンとくる臭い。


どーにかならないの???

と、お思いの方臭い向けてのお話です。

※アルカリカラーの臭いついてにらなります。





わかりますよ。

ツンとくる臭い。

そりゃあ、嫌ですよね???

心中ご察ししますが


我慢してください!!!  


それが髪を傷めないことにつながるので!!


????

傷まない??



臭いとどう関係が???

と思いますよね?



結論からいいます

髪にアルカリを残さない為!!

なんです


カラーをすると、髪はアルカリ性に傾きます。

(酸性とアルカリ性ってやつ)

アルカリ性になると

そのアルカリが残りやすくなるのです



アルカリという成分は

正直、髪には優しくありません。

ですが、カラー、パーマなど髪に変化をもたらすには必要な成分なのです。

(髪を明るくしたりする事など)



なのでそれが髪に残るのは

100%、ダメージにつながるのです


残らないようにするために、

カラー剤のアンモニアで揮発して残留を防いでるということ!!

※イメージです。

 


それと比べて

ホームカラーは臭いがあまりしない!!


勘のいい方

この恐ろしさ、気づきましたか?


先ほど、アルカリは必須だと

ご説明しました

そして

それを飛ばすために臭いがするとも。



ホームカラーはアンモニアで揮発させてアルカリを飛ばすように作られてないんです。



つまり、

傷む!


なぜそう作られてるのか。



お家でカラーはどこで行いますか???

だいたい、お風呂場が多いでしょう。



一般家庭のお風呂場はそんなに広くはないですよね?

ことでアルカリを飛ばすとなると、アンモニアが充満してしまい、

事故が起きる可能性があるのです。



だからアルカリを飛ばせないのです!


メーカーはそんな事故が起きてはたまったもんじゃないわけですよ。



それとは逆に

サロンでは、開いスペース、換気環境が整っているのでアルカリを揮発させられるのです(*^^*)(*^^*)



最近は臭いがキツくないカラーもたくさんでてきてますが



ツンとしない臭いのカラー剤は、近い将来のうちはまだ、出てこないかもしれない

です。



あ、ホームカラーはいつでも染められて便利ですが

やめましょう!!

傷みます。確実に!



ご参考になれば!(*^^*)