唐辛子辛さは体を温めるわけではない!?
この情報は本編の授業ではなく、昨日の土佐フードビジネスクリエイター(FBC)の総会&懇親会で、受田教授から立ち話の最中に教えていただいたことです。
辛いもの、特に唐辛子辛さやカレーの辛さを食べると、汗をかきますよね。
一般的にこれは体温があがって汗をかき、脂肪燃焼の効果があると思われています。僕もそうです。
しかし、
化学的なけんちからすれば、この唐辛子辛さ(カプサイシン)を摂取して発汗するのは、実際に体温が上がるわけではなく、受容体と結合して人間が体温が上がったと一瞬感じるからだそうです。
昨日のお話しでは、唐辛子の入ったけっこう辛いと感じる食品をとると、体は約30度下がったと認識する。すると外気が20度だとしても50度だと錯覚をし汗をかく。
しかし人間は汗をかくから体温が上がったと思い冷やそうとする。実際は体温が上がってないのに体を冷やそうとするから実際の体温もさがり、免疫力が低下する。
よって危ない!
ということでした。
ん~、なるほど!
世界で一番辛いとされる食品は、食べると死亡することから生物兵器などにも使われるようです。口に入れるだけではなく、粘膜がやられるそうです。
ちなみに、味の5原則には
甘味
塩味
酸味
苦味
旨味
があります。
辛味は入っていないのか!?という質問が当然出ますが、入っていないのだそうです。
辛味というのは味ではなく「刺激」ということになっているそうです。
先ほどの生物兵器の話を聞くと納得しますね。
ということは、唐辛子辛さを食べてダイエット!というのは危険なのではないか!?ということになります。
普通に食べているにはよいでしょうけど、ダイエット目的であればそれを食べた翌日運動したほうがよっぽどダイエットになるでしょう。楽して蓄えた脂肪を楽して落とそうなんて、そうは問屋がおろさないですよ!
ということで、書き留めてもいない立ち話でしたので、忘れないうちに書いておきました。
次からビタミンに戻ります。