【トロンボーン】キレイな音の出し方
トロンボーンは音を出すのは比較的簡単ですが、キレイな音を出すのは難しいなとよく感じています。
音が汚いと言われるのは、どの言葉よりもダメージがありますよね。
キレイな音はすぐに出せるものではないと思いますので、いくつかのヒントをもとに日々の練習で意識していってもらえればと思います!
①音色をイメージする
キレイな音を出すのに1番大事だと日々思うのはイメージです。
直管楽器特有の華やかな音、教会のような響きのある空間での音、他にも色々なイメージが出来ると思います。
まずは、このイメージをもって音を出す事がとても大切です。
私はイメージしている音に近づけていく為に日々練習しています。
そして、そのイメージも色々な経験をしていく事でどんどん成長していきますので、ゴールはないのかなと思っています。
そのくらいキレイな音というのは深いものだと感じています!
②唇の振動効率を上げる
ここからはテクニックの内容です。
唇の反応(振動)が良ければキレイな音は出やすいはずです。
振動するポイントが散る事なく中心によっていれば、ノイズも減りキレイな音になっていくと思います。
振動効率を上げる為には、力む事なく、ノータンキングでppの練習をするのが効果的かと思います。
日頃からやっていないとすぐできなくなってしまうので、練習できる時は必ずやるようにしています。
③発音と処理を注意する
人から聞いた話しですが、とある実験で、プロとアマチュアの方のロングトーンを録音したそうです。
明らかにレベルの違いがあったそうなのですが、立ち上がりと処理の部分をカットしたら、どっちがプロかわからなくなったそうです。
なので、発音と処理というのはキレイな音を出す為には切り離せない内容になってくると思います。
唇の振動効率を邪魔する事なく発音し、振動がブツっと途切れる事なく自然となくなっていくように吹ければキレイな音に聴こえるはずです。
そのためには、子音を強くし過ぎないで(tuのtが強くなりすぎないようにする)、デクレッシェンド(自然に音がなるなるまで)練習をするのが良いと思います。
以上のヒントをもとに日々練習してもらえたら少しずつキレイな音が出せるようになっていくと思います!
根気強く練習していきましょう!
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