性格が良くない人の特徴とは?!(男性編)
今日は「性格が良くない人の特徴とは?!(男性編)」をお送りします。
性格が悪い男性のことは“性悪男”と言うよりは“腹黒い男”と言った方がしっくりくると思いますので、男性編は“腹黒男”で通させて貰います。前回の“性悪女”と比較すると、女性は性格の悪さを武器にして自分が思いのままに振る舞うことで、周囲が迷惑を被るパターンが多いと思いますが、“腹黒男”の場合は字に表れている通り、腹に一物持っていて、自分の利益のために周囲を上手く利用しようとするパターンが多いと感じるのです。“性悪女”は自分中心に振る舞うことが多いので周囲がどう感じているかは特に関心がないことが多いのですが、“腹黒男”の場合は自分の利益のために周囲を上手くコントロールすることに長けていて、とにかく相手を良く観察して隙あらば懐に入り込み自分の利益に繋がる様な情報を聞き出したり、取り入って都合良く利益に貢献するように仕向けたりするのが得意だと思います。
観察力が鋭いのは長所と言えなくもありませんが、それとて全て計算ずくですし、何よりも自分自身の利益に資することしか考えてないのです。“性悪女”と似たような部分はありますが、行き当りばったりの出たとこ勝負などでは無く、“腹黒男”の方がより戦略的で、様々な手段を講じて人心を掌握し、あわよくば人の弱みにつけ込み逆らえなくした後に味方に仕立て上げられます。“腹黒男”の巧みな所は「あくまで周囲の皆さんのサポート役に徹したい」と言うスタンスを崩さないので、思わず気を許して心を開いてしまうのだと思います。巧みな“人たらし戦略”は弱みを握った後もサポート役としてのスタンスを変えずに、見せかけとは言え信頼関係を構築し、善意の協力者を演じることで、上手く利用したり、“恩を売って置く”ことで、後々の見返りを期待してひたすら待つことが出来るのです。
“腹黒男”は自分の周囲の人々に優劣をつけ“格上”と判断すれば、へりくだって従順な姿勢を示しますが、“格下”と見るや、平気で露骨に不遜な態度を取ったり、上から目線で軽く扱ったりするので、その手練手管に嵌らないことが必要なのですが、しかし優劣をつける迄は、実に慎重に相手の行動を観察しますので、油断させるために優しさや人当たりの良さを駆使してきますから、中々“腹黒男”の本心を見抜くことは難しいのだと思います。そこで、今日のタイトルにある“特徴”を数多く知り、この先に男性と出会い、お付き合いを効率よく進め、幸せを掴むことが出来る様にするため、“腹黒男”を早い段階で見抜き、適切な距離を置き、被害を被らない様に上手に排除していくことを学ばなければいけません。“性悪女”の時と同じ様に、慎重に対応しなければいけないポイントを整理して置きましょう。「備えあれば憂いなし」と言うが如く、必ずや一歩踏み出そうとする際に「悩むよりも先ずやってみる」と後押ししてくれることになると思います。
<自己中で本心を明かさない>
自分中心で世界が回っている人種で、その点は前回の“性悪女”と良く似ていますが、“性悪女”が自分の思いのままに行動し、他人からどう思われようがお構いなし、気にも止めずに周囲を振り回すのに対して、“腹黒男”は他人からどう思われているか、どう評価されているかを常に気にしています。悪く見られることを防ぐのに必死になるため、自分の本心は絶対に明かさないのです。誰かを裏切ったり陥れたりしてでも自分を良く見せたいので、腹黒い本心をひたすら隠し通すのだと思います。
<損得勘定が素早く立ち回りが巧み>
如何にして自分の利益になることに繋げるか、不利益を被ることを排除するか、それが“腹黒男”にとって最も優先すべき価値観です。基準は愛する家族や友人や恋人、ましてや世間一般の人々にとっての利益ではありません。そこは徹底しています。例え周囲から懇願されようが、頭を下げられようが、自分にとっての損得意外に判断の基準はありません。仕事でもプライベートでも同じです。一旦は引き受けたことでも、後になって自分の利益に反する、或いは何のメリットも無いと判断すれば、速攻で約束を反故にしてしまいます。
<金銭欲が強い>
どんなに親しい間柄でも、自分以外の人間を信用しないのが“腹黒男”の性分です。周囲の人と接する時はいつも疑心暗鬼になります。たぶん自分が常に誰かを利用してのし上がろうと画策しているので、相手も同じ様に自分を利用しようと考えているのではなかろうか...と考えてしまうのです。しかし、お金は別です。人と違ってお金に裏切られることは無いと信じ切っています。多少なりとも出費を伴うことには消極的です。金銭にはとても細かく割り勘などする時は1円単位まできっちり請求されます。とにかくお金に対しての執着心は並外れた感覚を持っていると思います。“損して得取れ”等という考えは絶対にしないと思います。
<何故かプレゼントを嫌う>
普通に考えれば、家族や恋人にプレゼントを送るのは当たり前の行動だと思うのですが、“腹黒男”はそんな無駄な発想をしません。自分以外のために大切なお金を支出するなんて考えられないのです。そもそも誰かのためにお金を使うのが嫌なのです。家族や近親者や友人などの誕生日や何かしらのお祝い事にプレゼントを送る場合や、冠婚葬祭などの場合でさえも、出来る限り安価に済ませてしまおうと言う気持ちが働きます。しぶしぶお金を出すとすれば、自分が何も貰えなくなってしまうからに他なりません。故に見返りを期待しての言わば“投資”的な感覚なのだと思います。いささか呆れてしまいます。
<合理的で無駄がない>
デートの約束をすると、時間から場所から何から何までしっかりと計画を立てる傾向にあります。そういう意味では完璧な一日を過ごすことが出来ると思いますが、何かしらの理由で、途中で予定が狂ってしまう事にでもなると、いきなり不機嫌になりせっかくのデートが気不味い雰囲気になってしまうかも知れません。“腹黒男”は実はアドリブに弱いのです。効率の良い計画を立てると言うことは、要は自分の思い通りに事を運ぶことに他なりませんので、それが叶わないとなった時点で自分の計画自体を振り返って自分にとって合理的な自分以外の理由を探そうとする、つまり何事も他責にしてしまわないと気が済まないという事だと思います。計画通りに行かないイコール思い通りに行かないイコール合理的でなく不利益だ、不利益なことは自分以外のせいにしてしまえ、となります。計画通り行かないことで寧ろ自由度が増して、想像を超えたハプニングや楽しい思い出が生まれることもあり、ある意味“無駄の効用”を楽しむ様な心の余裕とは残念ながら無縁だと思います。
<上から目線で優劣を付けたがる>
“腹黒男”は基本的にタカピーと言っていいでしょう。周囲からすれば、まるで根拠のないプライドを振りかざすのが得意です。自分が他人より高みに居なければ気が済まないと言う傾向が強いのです。相手の職業や出身大学、所謂ステータスと言われる様な情報を聞き出して、自分の物差しで優劣を付けてしまいます。相手の方が年収や肩書きが上だと感じると、いきなり不機嫌になります。“腹黒男”は誰よりも優位に立ちたい“上から目線のワガママ男”でもあるので、何かしら妙なこじつけや嘘の情報を流してでも、その相手を陥れたり罠にかけようと一生懸命になります。一事が万事この様な調子で、大人げないことこの上ない感じになりますので、本音で話し合える友人や気心を通じ会える恋人の存在を見つけることは難しいでしょう。“腹黒男”の周りには結果として利害関係が一致する人しか集まらないのです。
<作り笑顔で人当たり良く振る舞う>
“腹黒男”は周囲から好意的に評価され続けていたいと思っていますし、そのためなら作り笑顔を満面に讃えてでも人当たり良く振る舞うサービス精神が旺盛な一面を持ち合わせています。しかし、それは勿論自然発生的に善意から生まれている行動ではなく、あくまで「嫌なヤツだ」と本心の腹黒な部分を知られてしまうと、結果として自分が不利になってしまうと言う打算がベースに強く働いているからなのです。“腹黒男”の計算ずくな笑顔、明るい物言い、愛嬌のある行動に騙されてはいけません。「笑顔なのに目が笑ってない」、「自分より立場の弱い人に横柄な態度を取る」、「自分の保身のためのつまらない嘘、直ぐにバレる嘘をつく」など、どこか不自然さを感じたら、胡散臭い“腹黒男”を疑っても良いと思います。
<女性の扱いに長けている>
“腹黒男”の要領の良さは天下一品です。計算ずくでの作り笑顔だって、そうそう見破られるレベルではありません。自分を良く見せたい、高く評価して欲しい、との気持ちはとても強いものがあり、そこに嘘はありません。自分の思いのままに女性を利用したいと思えば、本能的な一連の行動を完璧にこなします。その姿は一部の女性には好印象を与えます。目的のためには母性本能だってくすぐります。いつもストレスをためやすいタイプの女性が話を聞いて欲しいタイミングを敏感に感じ取って“聞き上手”と“共感の姿勢”に徹します。一瞬でもストレスを開放してくれた相手には好印象を持ってくれると言うカラクリが成り立ってしまうのです。
<格上か格下かで態度が真逆になる>
“腹黒男”が下手に出たり媚を売ったりするのは、自分にとってメリットがある人物に限ります。逆に利益をもたらさない相手だと見くびると、真逆の雑で無礼な扱いに終始するのです。年上も年下も男性も女性もありません。とにかくメリットが有るか否かの一点だけが判断基準なのです。自分が高みを目指すためなら、周囲にどう思われようと、誰が見てもバレバレな卑屈なゴマすりやおべんちゃらを繰り返すのです。“腹黒男”は本音を決して他人に明かしませんので、自分の考えや態度を平気で変えてしまいます。そんなポリシーの欠片もない八方美人は、信用のおけるパートナーとは成り得ないかも知れません。
<何故か他人の幸せを喜べない>
“腹黒男”と言われる人種の特徴で私が一番受け入れられないのは、「他人の幸せを素直に喜べない」ことだと思います。「今度結婚が決まったんだ!」、「仕事が評価されて栄転が決まったよ!」、「やっと念願かなって子宝に恵まれたよ!」、こんな幸せの報告が耳に入っても、何故か「おめでとうございます」に気持ちが込められることはありません。表向きはお祝いの言葉を口にしていても、所詮は他人事に過ぎないと思ってしまいます。腹の底では「ふざけるな、何で俺が幸せにならずにアイツなんだ...」などと、とんでもない本音を独り言で呟いているのです。
<善人を装って人の弱みにつけ込む>
“腹黒男”は自分が好意を持っている相手に対しては、余計に本性を見抜かれまいと頑張ります。より良い人を演じることで「気に入られたい」、「好きになって貰いたい」、「高く評価されたい」、気持ちがMAXになるのだと思います。しかし、“腹黒男”であることは、そうそう隠し通せるものではないのも事実だと思います。腹の底で何をどの様に考えているのか、どんな行動をしようとしているのか、を具体的に知ることは難しいかも知れませんが、交際がある程度進めば、“裏表の激しさ”には気付くことが出来ると思います。“腹黒男”は“裏表の激しさ”を持っている人とも言い換えられるのではないでしょうか。普段の姿にはお首にも出さない、その“裏”の姿で誰をどの様に陥れようとしているのか、弱みに付け込もうとしているのか、ひょっとすると自分もターゲットになっているのでは?と詮索しだしたら、交際相手のままでは居られなくなってしまうでしょう。
<プライベートを明かさない>
“腹黒男”は周囲の情報を細かく詮索することに余念がありません。いつでも自分の捨て石として利用できるために必要なことだからです。でも不思議なことに自分のことは口を閉ざして話そうとしません。もし、交際中の男性が中々プライベートを明かさない場合は、
自分がどんな人間なのか、“裏”の自分を知られたくないからではないのか、決して臆することなく真剣に話し合うべきだと思います。「貴方のプライベートを教えて」、「家族や兄弟や友達との関係が知りたい」、「好きな物や苦手なものは何なの?」、と率直に聞くべきですし、交際している以上は相手にも答える義務があると思います。
<何故か彼女の存在を隠したがる>
先程の「プライベートを明かさない」と言う特徴に通じているのですが、“腹黒男”は交際している事実があるにも関わらず、真剣に交際中の彼女が居ることを何故か隠したがる習性があります。自分がフリーでいる方が何かと都合が良いし、相手を丸め込んで利用しやすいポジションに身を置きたがるとも言えるでしょう。色々と疑えばキリがないかも知れませんが、少なくとも交際相手である貴方に対する真剣さのレベルがそれほど高くないと言うことだけは間違いないと思います。
<平然と嘘を付く>
“腹黒男”は平然と嘘を付きます。悪びれることはありません。自分を正当化したいと言う目的がはっきりしているから、それが優先されるので、周囲がどう迷惑を被ろうが、預かり知らぬことと言い張るでしょう。そんなことは後でどうでも丸め込むことなど容易だと思っているフシさえ見受けられます。特に“腹黒男”の浮気を見破るのも難しいですし、認めさせるのはもっと難しいでしょう。最初はそんな男性の刺激的な要素に惹かれて好きになることもあるかも知れませんが、“虚言癖”は一生治ることはないと思うべきです。変な期待を持たず、冷静に客観的に交際相手を評価することが肝要だと思います。
<支配欲が強く人を思い通りに操ろうとする>
“腹黒男”の特徴として自分の思い通りに周囲をコントロールする“支配力の強さ”があります。友人だろうが恋人だろうが、まるで自分の所有物であるかの様に扱い、一切の文句を聞き入れません。そんな迷惑な存在とは関わり合いたくありませんが、万が一にでも交際中の相手が作り笑顔をたたえての見せかけの優しさを豹変させて、急に支配しようとしてきたら、偉そうな態度や高圧的な物言いをした時点で、即刻担当仲人さんを通じて「ご縁がありませんでした...」と交際終了を宣言するのが懸命だと思います。
<話の腰を折られるのを極端に嫌う>
“腹黒男”かどうかを見破るのは中々難しいことを知って貰えましたでしょうか。色々と特徴を学んできましたが、中でも「作り笑顔と人当たりの良さ」が偽物だと見破ることが最も困難を伴うかも知れません。先程は『“腹黒男”の計算ずくな笑顔、明るい物言い、愛嬌のある行動に騙されてはいけません。不自然さを感じたら胡散臭い“腹黒男”を疑っても良いと思います。』と書きましたが、もう一つ見破るのに良い方法があります。それは彼が笑顔で共感の姿勢を示しながら優しく貴方にアドバイスしている最中に“話の腰を何気なく折ってみる”ことです。“腹黒男”は下に見られるのを嫌いますので、もし誠意を示しているかの様な演技だとすれば、恐らく顔色一つ変えないことは難しいでしょうし、何かしらの“腹黒男”の顔を必ず見せる筈です。その一瞬を見逃さないことで“大人の判断”が付けられると思います。
今日も良い一日であります様に。