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Fit Insole

UL(ウルトラ ライト) ライド

2020.08.10 07:57

連休に久々にロングライド。

Fit Insoleを初めてから、時間がとるのが難しくなってきて、1日ライドに出かけるのは

多分2年ぶりくらい。

コース概要です。


大原の江文峠〜花折〜久多の能見峠〜佐々里峠〜五波峠を越えて

堀越峠〜道の駅 美山〜深見峠〜栗尾峠〜最後に京見峠 というコース。


当初は輪行で走ったことのないコースか、舞鶴方面に行きたかったのですが、コロナ

もあるので電車の使用は避けることにしました。


久多の地で出会った「北山友禅菊」。

昔ながらの茅葺きの家に、一面の北山友禅菊は昔話の世界です。

久多の能見峠から佐々里峠。

このあたりはどの季節に訪れても、素晴らしい雰囲気を感じさしてくれるので

おすすめです。

ここから美山に出るのではなく、五波峠を目指します。

反対から登ると長い登りになりますが、こちらからはまだ短いです。

前回来たときは、工事をしていたのですがきれいになっていました。

五波峠から下って、今回登りたかった堀越峠へ。

斜度はそこまでキツくない、堀越峠をゆっくり、じっくり登りたかったんです。

森の中の大きい道を、ゆっくりゆっくり登るのは気持ちがいいものです。

背中に太陽の光をじりじり浴びて、苦しみながら登ると「夏だな〜」と嬉しくなります。

この感じを味わいたかったのです。


美山に降りてきた頃には足も売り切れて、ここからはゆっくり夏を堪能します。

もう最後は足に力が入らない状態でしたが、163kmを走り切りました。

そんなに自転車に乗れていない割には上出来でしょう。


今回の自転車はシングルスピード。


変速機などが全く付いていないので、自転車の故障の心配が全くありません。

僕がロングライドに行くときに不安に思うのは、自転車が故障して動けなくなったら

最悪だなということです。


今回使用したシングルスピードなら、自転車の故障の心配は全くありません。

ですから、ただ自分のペース配分だけに気を配って、休憩をとり足を温存してゆっくり

走ればいいだけです。

その分、それを言い訳に景色がよければ立ち止まり写真を撮ったりもできます。

そんな乗り方の方が私にはあっているように思います。

そして足元には自転車用のインソール(笑)


自転車用のシューズにインソールを入れると、自分の力がそのままペダルに伝わるの

が感じられます。

左右にブレたりすることなく、余すことなくペダルに力が伝わります。

シングルスピードの場合、これはとても重要です。

163kmともなると、その少しのブレが段々と疲労になり身体に蓄積されてくるので、

私のロングライドにはインソールは必須です。


UL=ウルトラライト

ギアの重量を軽くし、必要最低限のモノだけでアクティビティを行うこと。

最近ハイキングや自転車のバイクパッキングなどでも流行っています。


僕が今回このライドで感じたことは、自分の中の不安を消すことも「UL」の手法

のひとつではないかということ。


自分の中の不安な点を解消する「心のUL」。

モノは自分の信頼できるギアを使用し、モノのトラブルのリスクを減らす。

自分の身体を安定させ、身体の不安を減らす。

心配ごとを取り除き、自分の心を安定させ、心のリスクを減らす。


自分の心を心を軽くすれば、自分自身や自然と向き合う時間が増えたます。

そうすることでアクティビティの本質が見えやすくなると思います。

モノや心をシンプルにしていくと、どんどん自然・アクティビティとの距離が縮まって

人間(自分自身) 対 〇〇 という構図になってきます。


そうやって自分自身の力で物事に立ち向かえるようになるのが良いですね。


ですが、そこには限界があるので知恵を絞って作戦を考える。

何が必要で、何が不必要か。

自分の人間としての能力を知る。

自分自身を知り、その上で知恵を絞って物事に立ち向かっていく。


そうやって少しずつ経験値をためて、自分自身が色々なものに挑んでいく姿に私は惹か

ます。