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退屈と惰性と 改

ZW ゼログライジス レビュー(8/16 訂正追記)

2020.08.16 01:42

 今回のレビューは、1/35スケール ZOIDS ゾイドワイルド より、

“ZW44 ゼログライジス” です。


 “ZOIDOS ゾイドワイルド” より、

謎の超巨大ゾイド、

“XL型 ギガノトサウルス種 ゼログライジス” が発売されました。


 おそらくはセカンドシリーズの最終アイテムとなるのだろうゼログライジス。

 アニメ、ゾイドワイルドゼロには現時点でまだ未登場(だったと思う)ですが、ラスボスとなることは確実でしょう。

 というか、ジェノスピノ、オメガレックスと来てようやく三度目の正直という感じですね。

 現状でキットのパッケージや公式サイトの紹介ページに記載されているところによると、地下神殿エリアを破壊しながら突如現れた謎のゾイドで、同じく神殿エリアから出現したゼロファントス同様ボーンとアーマーが一体化したボディの全身に血管にも似たリアクターラインが走る独特の構造で、かなりの戦闘力を持っている・・くらいの情報しかありません。

 まぁ、いずれアニメでその詳細が語られることにはなるでしょう。

 キット構造的にもゼロファントス同様、これまでのワイルドシリーズと違ってボーン形態がなく、旧シリーズキットに近い仕様になっています。

 サイズとしては、一応ジェノスピノやオメガレックスと同じXL型となっていますが、それらよりも一回り以上大きく、価格もおよそ2割増しと、今のところワイルドシリーズ最大のアイテムとなっています。

 そのシルエットや武装のレイアウト、電動アクションギミックなどは第1期シリーズにおける共和国の最強ゾイドにしてゾイド史上最大(キットサイズとして)のゾイドとなるキングゴジュラスを強く意識させるものになっていますが、そんなゾイドを今回ラスボスの位置に持ってきたというところは、ワイルドセカンドシリーズにおける挑戦なのかもしれません。

 とにかく、まだまだ謎の多いゼログライジス、さし当たってキットそのものに関するレビューを中心に書いていきたいと思いますが、設定や今後の商品展開に関することも憶測でいろいろ書いてしまうかもしれませんので、そのへんは温かい目で見てやってください(笑)。

 では、レビューしていきます。


※8/16 組み間違いで口の開閉ができていなかったため、動画を撮り直し、本文も一部訂正しております。

 申し訳ありません。

 下顎(ゾイド因子吸引装置)のパーツの可動用バーが所定の位置からズレたことに気付かないまま組み上げてしまっていたようです。ちゃんと復元の書やパッケージを見れば、電動アクションに荷口が開閉することはわかったはずなのに・・いい加減こういううっかりをなくしたいものです。

 でも、こういったことがあるたびに親切に教えてくださる方がいることはありがたいです。


 まずはモーターおよびギミックユニットが一体となった組み立て済みのコアユニットから。

 ゼログライジスの姿勢が、いわゆる怪獣スタイルになったこともあって縦にボリュームのあるユニットになっています。

 モーターユニット自体はほかのXL型と同じものが使われているようで、主となる動力軸が左右一対だけという部分はワイルドシリーズのモーター動力ゾイドすべてに共通する部分です。


復元完了

 ギガノトサウルス種ということになっていますが、正直それらしい要素はほぼありません(笑)。

 ギガノトサウルスですが、発見は1993年とわりと最近のことで、当初はティラノサウルスよりも大型という認識で、サブカルチャーにおいてもティラノサウルスの上位存在というイメージが定着することになりました。

 第2期においてゴジュラスの後継機として登場したゴジュラスギガも、そういった理由でギガノトサウルス型ということになっています。なお、ゴジュラスは公式には恐竜型ですが、ときにティラノサウルス型とされる場合もあります。

 今回のゼログライジスも、ティラノサウルス種とされるデスレックス、オメガレックスよりも強力なゾイドということでギガノトサウルス種とされたのだと思います。

 まぁ、スペック上は総合力でデスレックスに負けてるんですが・・

 しかし、研究が進むにつれ、実際のギガノトサウルスは全長こそティラノサウルスいじょうだったかもしれないものの、体格的には華奢で、決して当初イメージされたような最強恐竜的なポジションではなかっただろう、ということになってしまったようです。

 恐竜研究は日々進んでますからねぇ。僕が子供のころのと今とでは姿形も全然違うし。

 なににせよ、ゼログライジスがイメージ、実際、どちらのギガノトサウルスともさほど似ていないということだけは明らかです。

 というか、本来的なモチーフはもうゴジュラスなんだから、いっそゴジュラス種ということにしてもよかったんじゃないかなぁ。

 まぁ、ワイルドシリーズのメインターゲットとされる今の子供たちにしたら、ゴジュラスってなんだよ? ってことになるでしょうが。


 ・・前置きが長くなりましたが、まずは全身像。

 初っ端からまた細かい話をグダグダとしてしまいましたが、純粋にゼログライジス単体を目の当たりにしてみると、とにかくもその存在感に圧倒されます。

  先にも言ったようにその姿勢はいわゆる怪獣・・ゴジラスタイルで、旧シリーズにおける代表格ゾイド、ゴジュラスシリーズの系譜を受け継ぐ伝統のスタイルとなっています。

 全長に加えて高さもあるので、占有面積的にはジェノスピノやオメガレックスの倍近くになるでしょうか。

 さすがに複雑なギミックとなによりその巨体のために、ワイルドシリーズとしては少々組み立てに手こずりました。まぁ、それでも30分くらいで完成させられましたが。

 相変わらず一体成型のでかいパーツが多いですが、ワイドシリーズとしては初めて後脚(太腿から脛)が2パーツに分かれています。

 銀色に輝くボディはこれまでの野性ゾイドとも兵器ゾイドとも違う、それこそ生物と機会が融合したような雰囲気。

 銀色は成型色なのですが、まるで塗装されていような美しさです。

 ボーン形態は持たないものの、首からお腹にかけての前面装甲は完全に骨っぽいデザインになっています。

 なお、リアクターラインが全身に走る・・と書きましたが、塗装で再現されているのは下顎と肩、脚の外装、それと尻尾付け根部分だけです。

 しかし尻尾側面や背中の外装にもディティールは入っており、後述する改造計画書でもその部分は紫で着色されているので、実際にはやはり全身に走っているようです。

 全部塗装済みにしてほしかった・・というのは、贅沢なのかなぁ?

 尻尾は太く、全長の半分近い長さもあり、それだけでM型ゾイド1体分くらいのボリュームがあります。

 背面は首筋からその尻尾の先に至るまで無数の砲が背ビレのように備えられ、単純な射撃武器の数だけでいえば過去のゴジュラスシリーズを圧倒しています。

 では、各部をもうちょっとじっくり見ていきましょう。


頭部

 初見ではちょっと受け口に過ぎるんじゃないか・・と思ったのですが、実際受け口です(笑)。

 しかも口は完全には閉じず、常にこのように半開きの状態なので若干間抜けな感は否めません。(ちゃんと閉じます)

 でも、それがまた愛嬌でもある。

 ワイルドシリーズは、だいたい全部どこかにそういう可愛らしいポイントがあるデザインですよね。

 目・・アイブレインは別パーツになっており、ラメ入りクリアレッドのパーツの裏面をシルバーで塗装するという豪華仕様。

 後頭部にはゼロファントス同様、ほかのゾイドを操るというチート兵器、マインドホーンを装備。

 ホーンの径は、付属のZキャップがちょうどフィットする太さで、つまり5㎜よりわずかに太く、既存の武器パーツなどを取り付けることはできません。

 ちなみに、ゼログライズのキャップはジェノスピノの同じサイズで、ほかのM~XL型のものよりほんのちょっと大きいです。

 キャップのデザイン自体はゼロファントスと同じく、兵器ゾイドと共通です。


背面

 首・・というか肩なのか? にはドーサルキャノンを左右4門ずつ、形8門装備。

 その直下にライダーシートがあり、その後方、シートを守るような位置に3連ビーム砲を2器、さらにその左右にインフィニティミサイルを4発装備しています。

 ていうかこれ、ミサイルなんですね。動力ケーブルとか付いてて、造形は完全にビーム砲なんだが・・?

 ともあれ、圧倒的な火力です。

 ただ基本的にすべて後方を向いており、前方への攻撃はあまり考慮されていないもよう。


 ライダーシートを上から見るとこの通り。

 もうすぐ下にビーム砲あるし、守るような位置にとか書いたけど、実際コレめっちゃ怖いよ(笑)。

 しかも、シート前方は空洞になっており、

 腹部に内蔵されたグライジス・コアが覗いているという、これまたなかなかに怖ろしいレイアウト。

 これ、絶対ライダーの身体に影響あるだろ・・


尻尾

 11節(キット的には5節)に分かれた強靱な尻尾。

 側面の溝はリアクターラインなので、本来は紫色に発光しているはず。

 上面には大中小と3サイズのテイルレーザーを計8門装備しています。

 これらは角度固定となっています。


 先ほど頭部のアップ画像でも、下顎の側面にもありましたが、さらに肩、

そして脚の外装にも、

旧ゼネバス帝国の国章と思しき(というか確実にそう)マークが。

 ゼロファントスにはラベルで付属していましたが、ゼログライジスには端からディティールとして彫り込まれています。

 今のところ、ゼロ系ゾイドと旧シリーズにおけるゼネバス帝国との明確な関連は説明されていないと思うのですが、果たしてどういうオチが用意されているのでしょうか?


 ボーン形態はないのですが、武装、そして一部の外装を外すことで素体っぽい状態にはできます。

 こうなると、わりとシンプルに生物っぽい見ためになりますね。

 これはこれで十分に格好いい。

 アイブレインを外した部分にも、多少のディティールがあります。


ゼロブラスト(原始開放)形態

 ブラスト形態への変形は、L型以上のほとんどがそうであるように、電動歩行ギミックに連動して行われます。

 なので詳細は電動ギミックの項で紹介するとして、まぁ変形というか思いっきり上体を反らすことで文字通り胸襟を開いて体内のグライジス・コアを露出させた状態ですね。

 この状態で、やはり大きく開いた口腔内のゾイド因子吸引装置で周囲のゾイド因子を吸引、コアに蓄積し、臨界に達したところでコアから放つ光線が、原始開放技 “Zi・END(ジ・エンド)” 。

 この光線を浴びたゾイドは、体内のコアが消失してしまうということです。


ゾイド因子吸引装置

 口腔内に備えられ、口を開くことで周辺のゾイド因子を吸引、それをグライジス・コアに蓄積します。

 デスザウラーやオメガレックスの背中にある荷電粒子吸入ファンのようなものですね。

 でも、ゾイド因子って具体的にどういうものなんでしょう? アニメで説明あったのかな?


グライジス・コア

 ゼログライジスのコアにして最終兵器。

 というか、完全にかたちがガトリングガンです。

 クリアレッドのパーツ内部にライトギミックが仕込まれており、電動歩行時は常に光っています。


改造計画書

 いつもは2プランあるのに、今回は1プランのみ・・ではありますが、珍しくこれまでのワイルドシリーズゾイドに付属の武器や改造武器セットに含まれるパーツを取り付けるだけで再現できます。

 というわけで再現。


ゼログライジス・フルウェポン仕様

 原型機では考慮されていなかった前方への通常火力強化を含む、全身への武装追加が行われています。

 具体的には、両頬にA-Z10連装マニューバミサイルポッド、両肩にA-Zインパクトキャノン砲とA-Z2連装キャノン砲を連結させたA-Zロングレンジ2連装キャノン砲にA-Z3連チャージミサイルとスティレイザーの対地誘導ミサイルを積んだものを装備。さらに左前腕にA-Z対空4連装砲、左右の脚部外装にジェノスピノのA-Zロングキャノンで前方への火力を獲得。

 背面はインフィニティミサイルの外側にA-Z対空連射砲とバズートルのA-Z対空レーザー砲。

 尻尾にはスナイプテラのフォースバレルガトリングとオメガレックスのA-Z3連誘導ミサイル、さらに先端にA-Z超電磁ブレードを装備して格闘戦能力も強化されています。

 基本的にそのまま3㎜あるいは5㎜軸を使用して各パーツを取り付けるだけなのですが、スナイプテラのガトリングのみ取り付け向きが計画書の画像と違うのと、バズートルのレーザー砲は穴が緩かったので軸のほうにマスキングテープを巻いて調整しています。

 あと、スティレイザーのミサイルがなかなか特定できなかった・・(笑)


 こちらはオリジナルの改造・・というか武装追加の、ゼログライジス高機動強襲形態。

 あくまでキット設定のサイズという前提で、機動性と近接格闘能力を強化したイメージで。

 腰に移設したドーザーキャノン、3連チャージミサイルはすべて機動装備という態で。

 フレキシブルアームその他を使ってジェノスピノのジェノソーサーとオメガレックスの収束シールド2枚を組み合わせた大型Eシールドを手に持たせました。


 あと余談ですが、尻尾のジョイントはジェノスピノやオメガレックス(デスレックス)と共通なので、無加工でそのまま付け変えることができます。

 ゼログラの尻尾を付けたジェノスピノは凶悪さがさらにアップ。

 ジェノの尻尾を付けたゼログラは、なんか可愛いです。

 残念ながら連動用パーツが干渉するため、オメガおよびデスレックスにゼログラの尻尾を付けることはできませんでしたが、その逆は可能です。


電動アクション

※Twitterで親切に組み間違いを教えていただき、組み直してちゃんと口が開閉するように直して動画も撮り直しました。

 以前の動画は混乱を招くので削除しました。

 あらためて、申し訳ありませんでした。


 スイッチを入れると、体内のグライジス・コアが発光、そこそこのモーター駆動音を鳴らしつつ、腕を上下に、太くて長い尻尾を左右に振り、口を開閉しながら2本の後脚でゆっくりと前進を開始します。

 なお、コアの発光をわかりやすくするため、あえて暗めで撮影しています。

 この後脚が、ワイルドシリーズでは初となる2パーツ分割構造になっており、旧シリーズの全盛期モデルほどではないものの、実際の生物の筋肉の動きにも似た可動で楽しませてくれます。

 ただこれ、おそらくはこのサイズ、重量のものを脚と足(接地するパーツ)の2パーツだけで2足歩行させるのは無理だったんだろうと思います。

 動画を見れば、脚を上げる動きは最小限で、ほぼ摺り足で歩いているのがわかるかと思います。まぁ、そのぶん歩行は安定してるんですけどね。

 で、しばらく歩くとおもむろに立ち止まり、口を開きながら上体を大きく反らしつつ手も広げていきます。やがて外装の隙間から回転するグライジス・コアが露出。

 しばらくそのままの状態で静止(コアは回転を続ける)し、原始開放技Zi・ENDを放つ様を再現したあと、ゆっくりと上体を元に戻します。

 このとき、手が下りると同時にパタン、と軽い音が出てしまうのがちょっと残念ではありますが・・

 このブラスト発動のくだりを2回繰り返したのち、通常形態に戻って再び前進を開始、またしばらくしたたら立ち止まってブラスト発動2回、前進再開・・以降繰り返しです。

 1サイクルに1分以上というのは、シリーズ最長ですね。さすがです。

 ただ前から思ってたんですが、ブラスト発動は1サイクルに1回でいい気がする。

 仮にも必殺技なんですから、ちょっと連発し過ぎでは?(笑)


比較画像

 まずは、見ために明らかに摸倣されているキングゴジュラスと。

 なおこちらのキングゴジュラスは、なんか公式からも黒歴史化されている感があるリバースセンチュリー版・・要は復刻版ですな。基本的な仕様は第1期版のままかと。

 ちなみに、ほとんど日に当てていないはずなのにしっかり変色しておりました・・

 大まかなプロポーションやギミック、そしてシリーズ最強最大という立ち位置など、多くの要素が共通する両機ですが、完全に機械的かつわりと大味なデザインのキンゴジさんと並ぶと、ゼログラの有機的で複雑なデザインが際立ちます。

 キットサイズの比較ではゼログラがキンゴジさんの2/3くらいのボリュームですが、ワイルドシリーズが1/35スケールなのに対し、旧シリーズの標準スケールは1/72なので、スケールを合わせるとゼログラはキンゴジさんの1/10くらいでしかないのではないかしら?

 実はゼログラ、ゴドスとアロザウラーの中間ぐらいのサイズでしかないですからね。

 でも、それでもしも古代文明を滅ぼしたりしたんだとしたら、むしろとんでもない。

 まぁ、アニメではかなり巨大化するとは思いますが。


 一応のモチーフが共通のゴジュラスギガと。

 初代はいくつかのパーツが行方不明だったので、フューザーズ版です。成型色が変更され、肩にパトライトが追加されています。

 キットサイズではギガの方がわずかに小さいですね。

 この両機については、強いて言うなら似てる、程度ですかね。


 ワイルドシリーズより、同じゼロ系ゾイドのゼロファントスと。

 同系統ということでデザインや装備、機能にも共通点が多い両機。

 ただメインカラーの成型色の重厚さが全然違います。

 ファントスはゼログラの随伴機というか、露払い的なイメージですが、なんでゾウモチーフが選ばれたのかな?

 最初期の小型ゾイド・・いわゆる骨ゾイドへのオマージュなのだとしたら、ゼログラがガリウス(ゾイド第1弾キット)、ファントスがエレファンタス(同第3弾キット)ということなんだろうな。

 グライジスとガリウスの語感も似てる気がしますし。

 でも、なら第2弾キットのグライドラーも仲間に入れてやって欲しかった。

 最後にライジングライガー、そしてオメガレックスと。

 オメガレックスは一応同じXL型に分類されていますが、ボリュームはゼログラのおよそ半分くらいという印象。

 ライガーに至っては1/5くらいに見え、この段階で勝ち目なんてまったくなさそうです。

 アニメではオメガがすでにこの数倍・・いや、10倍くらいに巨大化してる感じですから、ゼログラはそれよりさらに大きくなるんでしょうね。

 アニメ1作めのデスザウラーくらいになるんだろか・・?


以下、画像

 ブラストギミックが派手な一方、手動で動かせるパーツは少なめ。

 一応ドーザーキャノンとインフィニティミサイルは角度変更が可能ですが、ドーザーキャノンにしても前に向けられるのはこのくらいが精一杯。

 やはり射撃武装による前方への攻撃は考えられていないようです。

 ブラスト形態へ以降する途中段階。

 途中でスイッチを切ればこの段階で固定できます。

 しかし、通常形態では口が一切動かず、半開きのままというのもなんか締まらない。

 せめてゾイド因子吸引装置を完全に隠す意味で、通常時はしっかり口を閉じておいてほしかったかも。(ちゃんと閉じます。2回め)

 あと忘れてましたが、その巨大な手はGグラップルクローといい、重力を操れるそうです。もはやなんでもあり・・(笑)


 原始開放! ゼロブラスト!!

 ゾイド因子を吸引している間はさすがに無防備だと思うので、お供のゼロファントスがスリングボムを投げまくって守ります。

 ちょうと4発投げ終わるくらいでZi・END発射できるのかな?


 VSライジングライガー

 VSオメガレックス

 どちらもタイマンでは到底勝てそうにないです。

 少なくとも、同じ遠距離武装がメインのオメガはどう考えても撃ち負ける・・

 というか、Zi・ENDが直接ゾイドコアに影響を与える武器ならば、もう撃たれた時点でアウトでは?


 まぁ、なんやかんやあって結局こういう画で決着がつくのだろうとは思いますけどね。

 いや・・、さすがにコアを直接狙うのは危険過ぎるか?

 やるなら口内の吸引装置かな?

 それか、まず誰かが吸引装置を潰して、それからライガーがコアにライジングバーストブレイクをぶち込む・・という流れかな?


 以上、“ZW ゼログライジス” でした。


 シリーズ最大のボリューム。旧シリーズでも伝説的なゾイドであるキングゴジュラスを彷彿とさせるデザイン、ギミックは古参ファンも納得、メインターゲットとなる今の子供たちも驚愕、大興奮間違いなし。

 ゼログライジスは、現状におけるワイルドシリーズ総決算的なアイテムになったと思います。

 まさにラスボスに相応しい風格。アニメでも、おそらく初登場シーンで主人公たちに絶望を味合わせてくれることでしょう。

 というか、ジェノスピノを倒したと思ったらオメガレックス、それもなんとか退けたと思ったらこのゼログライジスて・・めちゃめちゃ過酷な戦いしてますね、あの人たち・・


 さて、これにてセカンドシリーズも終了(とここまで書いているところで、どうやらロングレンジバスターキャノンのが発売されるらしい情報を目にしました。となると、それがZW45で本当のセカンドシリーズ最終アイテムということになりそうですね)。

 最終2アイテムにてボーンフレームの廃止、旧シリーズへの関連臭わせなど、けっこうな急展開となりました。

 ゼロファントスのレビューでも、いろいろモヤっているところがあると書きましたが、そこは相変わらず。

ちょっと前にリークされたサードシリーズアイテムらしきゾイドについても、やはり詳細がはっきりするまではなにも言わずにおきます。


 とりあえず、大人の事情、つじつま合わせの変な設定なんか関係なく、ゼログラはいいぞ!

  買って損なし・・というか、ゾイドが好きなら手に入れるべき!


  といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。