【ご近所付き合いの難しさ】
おはようございます。めちゃくちゃ日焼けしているのを見られて、海に遊びに行っていると思われている、とくし丸の大庭です。(お盆も休みなしでフル稼働💪)
さて今回ですけども、ちょっと前に【地域の認知症への理解と現実】という記事を書かせて頂きましたが、その続編となります。
ある停車箇所に5名程集まる場所があり、その内1名は軽度認知症らしき症状があります(あくまで個人の主観です)。その方は少し前に旦那さんを亡くされ、そこから少し症状も進行している様子が見受けられました。主には5分前のことを忘れ、繰り返し同じことを尋ねられます。金銭の支払い、管理も曖昧になられてきてました。近所の方々は認知症についてはある程度の理解はされております。
そんな時、その軽度認知症の方(Aさん)がしばらく髪を切っていないことに気付いたBさんが親切心で恐らく自分で行くのが難しいと思い、一緒に行きつけの美容院に行こうとお誘いされ、日時を決めて行くことになりました。
しかし、後日訪問した際にAさんは1人で髪を切りに行かれており、それを見たBさんは「なんで一緒に行く約束したのに1人で行ったん?💢」と何やら穏やかではない雰囲気になりました。Aさんには普段から頻繁に物忘れがあることはBさんも理解しており、いつもお買い物も手助けしておられましたが、この時は感情が先行してしまい、Aさんが一方的に責められる展開となってしまいました。
後日訪問した際にAさんを呼びに行きましたが、こないだのことがとても嫌な記憶としてはっきり残っており、一緒にお買い物はしたくないと仰られました。Bさんもこないだのことを気にされており、もしかしたらAさんが気にしているのではないか?と思っていたみたいでしたが、Aさんのことは昔から知ってる方でこんなことで引きずるタイプではないと言われておりました。この日は結局家から出て来られませんでした。
昨日再び訪問した際もAさんは前回と同様のことを仰られましたので、今回は皆んなが帰ったあとにお買い物するのはどうかと提案しました。一応この提案に納得して頂き、1人でお買い物されました。
Aさんにはかなり嫌な記憶として残っており、解決するまでには少し時間が必要と思われます。Bさん含め、他のご近所さんもAさんのことは気にかけておられる関係性ですし、家族以外の数少ない人との繋がりを出来るだけ切らさずに見守りしていきたいと思います(おわり)。