七夕の行事食
本日は七夕の行事食でした。日に日に暑さが増して夏本番を迎えていますが、暑さで食欲が減退するこの時期にはぴったりの一品、七夕そうめんを提供しました。
召し上がられる皆さまには視覚的にも楽しんで頂けるよう卵、しそ、抹茶の色付きそうめんを用いました。また、トッピングには味に深みを出すツナ、夏野菜でさっぱりと頂けるトマト、栄養価の高いモロヘイヤと納豆を組み合わせました。
特にモロヘイヤは免疫力を高めるβカロテン、骨の健康を保つのに必要なカルシウムの含有量が野菜の中でトップクラスです!ビタミンB群も豊富に含まれており、皮膚や粘膜の健康を維持するのに必要なビタミンB2は緑黄色野菜の代表ほうれん草の約20倍、カルシウムは5倍あると言われています。また、納豆にも含まれる特徴的なぬめりは”ムチン”という成分で消化管粘膜保護作用があり、風邪やインフルエンザ等の感染症にかかりにくくするとも言われています。
余談になりますが・・・”ムチン”は熱に弱く水溶性の成分であるため、生のまま食べるか加熱する際は熱源を最小限に抑える、もしくは汁ごと食べられるように調理することで、効率よく摂取することが出来ます!
そして、七夕そうめんの相方(副食)は満腹感が得られるように天ぷらとの相性抜群の竹輪とかにかまの磯辺揚げです。衣に青のりが入っているので海藻の香りでそのまま食べても良し、付け合わせの大根おろしでさっぱり頂くのも良し、麺汁にくぐらせても良しと様々な食べ方が楽しめます。
実際に召し上がられた利用者の方からはメインの七夕そうめんについて「ここ最近暑かったから冷たくてさっぱり食べられたよ」とのコメントも頂きました。
次回は9月21日の敬老の日に行事食があり、郷土料理の日第6弾として今月の18日には大阪のお好み焼き、小田巻蒸しを提供する予定です。
次回もどうぞお楽しみに!
Posted by 管理栄養士