8月12日 晴れ
こんにちは。麻雀ぐーぐです。
暑い。もはや口にするのも嫌になるくらい暑いですね。
夕方くらいに久しぶりに雨が降るみたいなこと天気予報が言ってた気がするけど、ほんとに降るのかなー。。
さて私、3、4年くらいまではプロの対局とか一切興味なかったんですけど、たまたまアベマでRTDリーグを観てから結構ハマってしまいまして、Mリーグはもちろん、最近では我らがダンププロのリーグ戦とかも時間が合えば観たりしてるんです。
家で観てると子供が「パパ、何観てるのー?」って言って寄ってくるのでたまに一緒に観たりするんですけど、そのときに嫁が「この人、パパのお友達だってー」って感じで子供にダンプさんのことを教えたことがあるんですね。
で、つい最近、テレビで大学生の相撲部の特集みたいのをしていて、それを嫁と娘がボーっと観てたんですけど、メガネをかけた大学生力士が登場したんです。
すると、テレビを観てた3歳の娘が一言。
「これ、パパのお友達?」
・・・う~ん、惜しい!
・・・はい、くだらない前置きは程々にしてさっさと本題に入りましょう。
もう一か月くらい経ってしまったので熱が冷めてしまってはいるんですけど、今日こそ関内の雀荘での出来事を書きたいと思います。
私、最近は時間がなくてあまり行けていないんですけど、昔は雀荘巡りが趣味でして、色んなお店に遊びに行っては各雀荘の特有のルールを楽しんだりしてたんです。
で、新しい雀荘が関内に出来たと聞いて、これは久しぶりに行かないとなぁと思って何とか時間を見つけて行ってきたんです。
夕方から別の予定があった休日、午前中に掃除と洗濯をダッシュで終わらせて、お昼過ぎにお店に到着。
丁寧なルール説明を受けたあと、メンバースリー入りで開始。
1半荘終わったあと、ピン雀によくいる勝ってるときは機嫌良く、点棒なくなると途端に機嫌の悪くなるオヤジが入ってきて2回でやめていきます。
何故2回でそこまでわかったかというと、まあ、最初調子よくアガっていたものの、放銃が続き、気付けば2連敗して突ラスで帰ったからですね。
その間、私の成績は2着→3着→2着と、可もなく不可もなく。
そのあと、丸刈りの若者が入れ替わりに入って私の対面に座ります。
この若者がけっこう癖がありまして、小手返しを覚えたばかりなのか、まあカチャカチャカチャカチャうるさいんです。
それだけならいいんですが、自分の前の牌山をまあよくこぼすこぼす。
1局に1、2枚は必ずこぼすんです。1半荘じゃないですからね、1局ですよ。
カチャカチャ、ポロポロ。カチャカチャ、ポロポロ。
新規のお客さんだからか、メンバーさんも甘く接していまして、注意してくれないんです。
それでも若者の腰が低くすいませんって感じで打つならいいんですけど、そういうのもなく、別に、みたいな感じで打ってるんですね。
ちょっとさすがに嫌だなぁと思いつつ打ってたんですが、時間もそんなになかったし、
その半荘で4着を引いたタイミングでラス半コールを掛けたんです。
その最後の半荘で事件が起きます。
満貫を上がってリードして迎えた東3局。
5巡目くらいに私の手牌がこうなります。
東3局 北家 ドラ3
五六七⑤⑥34678南 チー 四三r五
ここで南を切ってブクブクに構えます。
まあ場合によっては満貫になることもあるし、3900点の加点も大きい場面ですから、守備力を捨てて前に出ます。
すぐに2をツモってきて、とりあえず⑤の単騎に受けます。
五六七⑤234678 チー 四三r五
次巡、8を持ってきて悩みます。
五六七⑤2346788 チー 四三r五
というのも、普段なら当然ノータイムで⑤を切る局面ですが、実は少し前に対面の丸刈り君が例によって自山の牌をこぼしていたんですが、それが赤く輝く⑤だったんです。
しかもその牌は次の丸刈り君のツモ牌。丸刈り君は萬子の染め手をしており、赤いとはいえほぼほぼツモ切ると思われます。
私、こういうときはですね、基本的にこぼれた牌に関しては見えなかったことにして打つということを決めているんです。
ただですね、私、珍しくカチャカチャ、ポロポロにイライラしながら麻雀打ってたんです。
そこでつい魔が差してしまいまして、悪い事を考えてしまったんですね。
ポロっとこぼしたのは対面の丸刈り君。悪いのは間違いなく丸刈り君。カチャカチャうるさい。イキってる丸刈り。ここはソフトピンとはいえピンの雀荘。(来月娘の誕生日。)
ここまで2秒程でしょうか。
私はそっと8をツモ切ります。
「・・・ロン・・。」
この8に、私の普段とは違う行動を咎めるかのように下家の親から声が掛かります。
その少しの緊張と興奮と遠慮が入り混じった、か細く消え入りそうな声を聞いた瞬間、私はやってしまったなとひどく後悔します。
親の下家は前巡、西の暗カンをしていました。捨て牌にちょっと違和感があったんですが、とりあえずリーチが来るまで無視でいいや、ただし、ダマに刺さったときは高そうだな、くらいの認識。
場に見えていない字牌がけっこうあり、ダマの場合はまずダブ東暗刻で間違いないなという感じでしょうか。
一瞬の間のあと開かれた手牌を見て、私は予想より大きい罰が当たったなと観念します。
3338東東東發發發 暗カン西西西西
「48000点です・・。」
人生初のスッタン放銃。
しかも親相手というオマケ付き。
ここで、点棒とポイントを支払い席を立とうとした私にタイミング良く立ち番のメンバーさんから声が掛かります。
「5半荘打たれたのでお店の飲食メニューが一品サービスになります!」
そうとなれば、私も「じゃあヤケ酒だ」と言いつつビールを注文する他ありません。
そうして1つの小笑いを取りにいった私のその後がどうなったかは想像するまでもありませんね。当然傷口を広げてフィニッシュです。
・・・はい、皆様はこんなことないでしょうが、やはりフェアプレーの精神を忘れてはいけないなというお話でした。
ちょっと長くなってしまいました。
では、この長いブログを書いていることからわかる通りお盆のぐーぐは現在2卓と、まだまだ余裕のある状況です。
皆様のお越しを切に願っております。