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絵本でSDGs

今日の一冊 ⑩

2020.08.12 11:00

『もりにいちばができる』

 五味太郎 作 

 玉川大学出版部 2008年4月初版


いろいろな媒体や講座開催場所で

当会はSDGs絵本リストを作成し

展示などを行なってきました。

こちらでは今までリストに掲載した絵本を

中心に SDGsのゴールと共に紹介ていこう

と思います。

本日はこちらです。

絵本でSDGsの活動をする前から

大好きでよく読み聞かせを

していた絵本です。

りっぱなぶどうの木をもっている

きつねが主人公。このきつねがたぬきに

ぶどうを一房 あげることから

お話は始まります。

この時は なんだかもったいないなぁ

と 思っていたのですが

たぬきが次の日 

《きのうはぶどうをありがとう 

 これはほんのおれいですよ。》

と りんごをくれるんです!

そうしたら きつねは

とっても嬉しい気持ちになるんです。

この数ページでの心の変化に

読み手の私まで 嬉しくなります。


そして

そこから きつねはみんなを喜ばせるには?

と 考え 行動するのでした。


主人公のきつねについては

いろいろな考え方ができる絵本です。

大げさかもしれませんが

きつねは起業家 とも言えるので…

気になる方は ぜひ読んでみてください。


市場ができる このことから

いろいろなことが学べます。

子どもと経済について話す時に

オススメな作品です。