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理想的な姿勢とは?-ニュートラルポジションを見つけよう-

2020.08.13 00:00

おはようございます、ピラティスインストラクターのMioです。

毎日本当に暑いですね...体調第一で日々お過ごしくださいね♡


さて、レッスンをさせて頂く際、お客様の姿勢をチェックさせて頂くのですが、"理想的な姿勢"ってそもそもどんな姿勢なんだろうと思いますよね。


以下、4つの絵をご覧ください。A~D、どの姿勢が理想的な姿勢だと思いますか😊?そしてどんなことに意識を向ければ、"理想的な姿勢"をつくることが出来るのでしょうか?


答えは....




"A"です。




参考までに、


B:腰椎の前弯過度...脊柱の腰椎部のカーブが強くなり、骨盤の前傾を伴う(反り腰だなぁという方はBに該当します)

C:過度平背...脊柱が正常範囲よりも平らなカーブになっている

D:疲労姿勢...垂直線と胸椎に対して骨盤が前に突き出ている


理想的な姿勢は、骨・筋肉・関節などに不要なストレスや緊張を与えません。そのため、よく起こりがちな首肩の痛みや腰の痛みが出にくいといった効果は勿論のこと、"動かしたいところがしっかり動く"...つまり運動のパフォーマンスも高めてくれるんですね。


また、背骨には太い神経が通っているのですが、姿勢がよいことはそこに通っている神経の働きにも影響を与えると言われています。


"理想的な姿勢"をつくる上で意識したいこと。


Ⅰ.骨盤のニュートラルを確かめる

...上の絵で青い線があると思いますが、ASIS(上前腸骨棘)と恥骨結合部が床に対して垂直な位置か確かめましょう。腰骨に手首、恥骨に指先を当てて骨盤の三角形を作ることで垂直かどうかのチェックがしやすくなります。


Ⅱ.腰の反りは手のひら、1枚分

...反り腰の方は特に注意して頂きたいのは、腰のカーブを手のひら1枚分程度にすることです。壁に沿うように立ってみると分かりやすいですし、仰向けに寝た状態でもチェックしやすいですね♪


Ⅲ.肋骨下部の位置はASISの真上に

...私も気をつけているのですが、肋骨がひらき、第10肋骨がASISよりも前に来てしまっている方が多いように思います。肋骨の骨格を小さく保ち、背骨側に引き寄せておく。これってなかなか大変💦日々の意識の中に、肋骨が前に出すぎてないかな?それがあるだけでまずは十分だと思います♡


Ⅳ.耳の穴の真下に肩

...最後です、肩の位置。これも現代人にとってはなかなか意識しないと難しいことと感じますが、鎖骨は広く保ち、肩先が耳の穴の真下に来ることで、猫背になることも防げます。


実は細かくはまだあるんですが、沢山あっても混乱してしまいますよね...

まずは背骨の土台である"骨盤"から意識を向けられたらいいですね♡


ニュートラルポジション、一緒に学んで探していきましょうね🕊️