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調性の色 その2

2016.06.21 06:17

前回に引き続き調性についてです。

日本人って短調好きですよね。

私もその1人です。

元々、雅楽や民謡など昔の音楽は短調でできているからだと思われます。


余談。

雅楽には呂旋法3つ(長調)・律旋法3つの(短調)

の計6つの調子があります。

これをしっかり演奏できない楽師は、呂律がまわらないと言われたそうです。


ピアノを弾くときの調号は長調・短調ともフラット3つまでが一番弾きやすく感じます。

黒鍵右側のシャープを探すより、左側のフラットのほうが、咄嗟の行動がしやすいです。

人間の手の指の並びも「孤」を描いているため

人差し指、中指、薬指は自然と黒鍵の上に乗ります。

実は、白鍵ばかりの曲より弾きやすいです。


ところで、私の一番好きな調性の曲、それはズバリ、アニメ[花の子ルンルン]の主題歌です。

40代にしかわからないでしょう。

ごめんなさい…

この作曲者、小林亜星さんです。


♪ル、ル、ルンルンルン~とト長調で鼻歌まじりの可愛らしさで始まるのに、すぐにト短調へ移りいろいろな花言葉の説明へ…

このト短調が急すぎるのに、すぐに悲しさに追いつけます。笑

しかし、またすぐにト長調に戻り、主人公ルンルンの前向きな性格が復活します。

このように数分の曲中で、ジェットコースターのように人の気分を変えてしまうのが[花の子ルンルン]であり、転調のなせる技だと思っています。