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Hana ノ Namae

大きな庭には ゼンテイカ

2021.12.20 09:00
(2021/6/30 青森市・田代平湿原)

(2020/6/24 青森市街地)


禅庭花(ぜんていか)

日光黄菅(にっこうきすげ)

ススキノキ科キスゲ亜科ワスレグサ属/多年草


『禅庭花(ぜんていか)』という名前。

この花が自生する戦場ヶ原(栃木県日光市)を中禅寺の庭に見立てたことにちなむという説。

湿地を意味するアイヌ語「セッテイ」に咲く花=セッテイカが転じてゼッテイカ→ゼンテイカとなったという説。等がある。


正式和名ゼンテイカよりも、通称の『日光黄菅(にっこうきすげ)』の方が遥かに一般的で定着している。

通称が定着してしまったのは、元々各地で色々な名前(◯◯キスゲ、◯◯ゼンテイカ)で登録されていたものを、亜種・変種含め同一種であるとして改めて「ゼンテイカ」にまとめたという混乱があったため。

そんな学術・学会(?)の混乱をよそに、関東の日光地方を中心に元々広まっていた「ニッコウキスゲ」の名が、人口の多い東京からの観光産業により広まり現在のような全国区の名前に登り詰めたのだろう。さながら花の名付けバトル。

「禅庭花(ぜんていか)」という名も中々に風流で悪くないのだが。


東北地方では海抜0メートルの海岸線から高山、街中に至るまで、広範な場所に生えている中々どうして逞しいヤツ。

全国各地の湿原や高山で大規模な群生が見られる。禅寺の庭にしては広大な景色が楽しめる。


花言葉:心安らぐ人/夏美人/日々あらたに/晴れた日の喜び

(2020/7/23 秋田駒ヶ岳)