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6/21 房総激ヒラシャロゥゲーム

2016.06.21 11:05


アニハセヨ~


ジメジメとした厄介な季節になってしまいましたね

生乾きの衣類の匂いに妙な季節感を感じつつ

そんな梅雨は気分も憂鬱になりがちですが、時にはリフレッシュも大事です


気分転換という事でケンちゃんと釣りを楽しんできました

先月の房総ではようやく、磯ヒラスズキ釣りの ”キッカケ” を掴む事ができました

その”キッカケ”を忘れないうちに、もう一発たたみかける意味でも

楽しみにしていた釣行です

果たして、いい形のまま次期シーズンにリレー出来るのか?


先週の金曜に入った梅雨前線の低気圧により

久々に南風が吹込み、ベイトが寄せられ

海に若干活気が戻ってきたと、先輩から良さげな連絡が入る


予報では波高1.5m、北風微風だが波は南から

天候は曇りのち雨100パー

夜明け満潮140㎝のソコリが11:00


穴が開くほど何度も海況予報とタイドを叩き込む

磯ヒラには、ややライトな感じもしたが

人間の力ではどうにも出来ない自然条件と歩幅を合わせ

安全に入れるべきポイントをセレクトし

タイドを予想して、ゲーム展開を想定する


魚への想いと、自然からのしかかる条件とが簡単には一致しない事は

今までの経験で痛いほど分かっている

過酷な釣りだけに、安全を優先にしながら自然に逆らわず身を任せたい


今は便利なもので、コレらの予想も精度が高く

その全体を頭に叩き込む事で、釣りにバリエーションが増える気がする


段取り八分…

ここが一番の仕事どころで最も楽しい釣りの時間です


自分の場合、この段階で釣りの80パーは決まり

残り20パーの実釣は、その場で感じるヒラメキだったり

運だったり、時にはアソビ心だったりと

経験が左右してると思います


っと、生意気な前置きはこのあたりにして(笑)





〈 実釣 〉


前日入りして、いつもの様に寝酒をあおり

モサモサと目を覚ました深夜2:30

いい感じの他の二人組が、真っ暗な中、さっそく準備を済ませている


とりあえず簡単に挨拶を済ませ、お互いに入るポイント

を確認し合い、宜しくお願いします

と気持ちよく後を去っていく二人につづき

”オレら”も3:00には歩き出し渡礁、タックルを準備し夜明けを待つ


しばし海況を見学

予報どおり波はさほどでもないが

満潮時間帯と重なって、まだ前には出れない状況


今回、目をつけていたのは磯場の中では割とシャロウエリア

テラス状のハエ根が沖に向かって40m~50m張り出していて

そこから先がガクンと一気に深場になっているようなところです

ソコリであれば、ところどころに点在するシモリや海藻がかなり露出する

恐らく満潮でも2mもない様な浅場


100m先の沖の駆け上がりを狙った前回のド遠投とは違い

今回は接近戦で、限られた時間ではあるが潮位のあるタイミングに

激シャロウまで差し込むであろうヤル気のある魚狙いになります

願わくば忠実にミノーで一発かけたいところです


4:00に打ち始めて2h

波の様子と薄いサラシ具合を確認しながら

休憩メインに渋々投げ込む状況でしたが

6:00を回ったあたりから、潮が引き始め

今まで見えなかったシモリが引き波では見え隠れ

する潮位まで下がってきました


大方は南から入る波のセットですが、時より東から

入る波と合体し、やや強めのウネリとなって

予想どおり徐々にサラシを形成しだしました


待ってましたよ!


潮位が下がったところで

満潮時でも身体をもって行かれるレベルではないが

激シャワーが舞い上がっていたナイスな磯に慎重に移動し

そこからは、集中しました


少し経った頃、隣の離れた磯でやっていた方が

竿を絞り込み、遠目でも銀鱗(ソレ)と分かる魚をぶら下げていた


シリアスな展開ですが居るには居る!


一通り、ミノーで試しましたが反応を得られず・・・

潮位が更に下がってきたところで

カジメなどによる 根ガカリが 非常に”気ガカリ”になってきたので

遊び心たっぷりの スネークコンプレックス 130S を投入


ドン曇りの空と、物憂げな6月の雨に打たれて・・・


幸いにしてこの悪天候が、天然シェードとなり

”奴ら”の警戒心を多少なりともほどいてくれたら

そんな僅かな願いをも込めて



水面直下を”蛇行運転”させます



7:00

たまに広がるサラシを待ち

シモリの右わきに珍しくピンで入る


右からの微風を受け

ラインはやや左に膨らみ

ハンドルにさほど手を加えなくとも

自然に水面を漂うニョロ助


穂先を下げ 右にニョロ、左にニョロ

いったん沈み根に差し掛かったところで





バシャッ!

ズン!




っと一発、飛沫バイト!

キラリと反転する銀鱗





え~っ!!!





って感じでディップがオート追随


からのアワセ決まり






ドドンパ




居ました



掛かったら未だに外れた事がないデイスぺ

小型でしたので足元で突っ込み耐えてたらそのまま上がっちゃいました(笑)

曲がる46tバットはやっぱり、磯ヒラにおいても十分に

活躍してくれますね~

反発力と粘り半端じゃないです


前回と状況がまるで違い、今日は繊細に釣りたかった

更に、掛けたら確実にモノにしたかった算段もあったので

ちょうど良かったのかも知れません




そして時合い来たか?

すぐにストリンガーに繋ぎ


より一層集中力を高めましたが

そうそう甘い世界じゃありません


結局、反応があったのはこの一発のみ

まあ、欲をかいちゃいけないですね




激磯ヒラスズキ最高です!




生意気を言ってしまえば

前回の初ヒラは釣らせてもらった一本

正直、自分の中ではノーカウントでしたが


今回は話が別


自分なりにですけど

波・風・潮位

地形を読んでの一発でしたので

格別です

ラッキーにも今日もキッカケを掴む事が出来ましたので

また来期に繋げられたらと思います




9:30

海もマッタリ気味

最後にカジメに引っ掛けて

ルアーを藻屑にしてしまった事を

キッカケに釣りを終え


二人で磯遊びしてから

腹を空かせ、美味い店で腹ごしらえして帰りました





ケンちゃん、帰りの運転と”イジり”

腹を抱えるほどの笑い…ありがとうございました

最近のイジりが心地よくてしょうがないですよ(笑)







〈 DATA 〉


Blue Blue SNECON 130S 蛇蓮グロウ

25ポンド ナイロンリーダー 1ヒロ

ヨツアミ PE ♯1.5 8本撚り

SHIMANO 10STELLA 4000XG 

GーCRAFT MONSTER JETTY OpenWater DaySpecial 



長文失礼致しました



ではでは。