WILDSWANSの財布、TongueとSurfs Iを買った
新しい財布を買った。これまで3年ぐらい使っていたGLENROYALの二つ折りの札入れは雑に扱っていたせいでボロボロになってしまっていた。同じGLENROYALのコインケースも持っていてこっちは買い換えるほどではないのだけれど、せっかくなので札入れと一緒に新調することにした。
- きちんとした革で作られていること、手触りや色合いが好きになれること。
- つくりが丈夫であること、メンテナンスや修理ができるブランドであること。
- 自分で日々のメンテナンスができるものであること。
- エイジングが楽しめそうなこと。
買う際に意識したこの辺の条件を満たすのがWILDSWANSだった。
Tongueはミニ財布としてコインケースにお札とカードも最小限入れておけるのが気に入った。Tongueだけではすべてのカード類やお札を入れておくのは難しいので長財布のSurfs Iを母艦としてもう1つ持つことで、用途に合わせてどちらか1つ、あるいは両方を好きなように持ち歩ける。Surfs IはWILDSWANSの長財布の中で最も薄いつくりでスーツの胸ポケットにも馴染みそう。
Tongueは機能性がとても高い財布だけど、WILIDSWANSのそもそもの魅力は、革質と丈夫で丁寧なつくりだと思う。ベルギーのタンナー、マシュア社のサドルプルアップレザーという革を使っているということで、特に今回買ったナチュラルの吸い込まれるような白さは本当に美しいと思う。コバの仕上げもすごく丁寧だ。(縫製はもうちょっとな気もしたけど)
WILDSWANSのウェブサイトに革の履歴書というコンテンツがある。これはオーナーが長い年月をかけて経年変化した財布などを購入時にエピソードなどを添えて紹介するコーナーだ。僕がはじめてWILDSWANSを知ったのは、10年近く前に万年筆屋のフルハルターの店主がブログで変化していく愉しみを紹介していた記事だった。ここから時間をかけて柔らかく僕の手に馴染んでいき、色合いが変化していくのが愉しみだ。
エイジングの過程を定期的に残していきます。