#渡邉哲也 #日米英三国同盟 - 中国と対立鮮明
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2020年08月13日
日米英三国同盟
中国の増長で世界が中国と対決する姿勢を鮮明にしてきました。
中華思想を標榜し、対立姿勢が一線を越えたと見て取ったアメリカはもとよりこれまで煮え切らなかったイギリスも香港問題を契機に中国への批判を強め、犯罪人引き渡し条約の停止、空母群を極東に回頭して駐留する可能性など中国をけん制する施策を打ち出しています。
これはタイミングが絶妙で、イギリスがEUから離脱した後だから独自政策が出来るようになった事も偶然ではないのかもしれません。
フランスも5G事業では新規の中国企業は認めず、現在契約している分も契約更新はせず以降中国以外の企業に切り替えていくという話です。
政財界に深く浸透され、国富を中国に握られかけていたオーストラリアも中国利権を締め出し、南シナ海での海軍演習に参加したりと危機感を持っています。
ここにきて俄然、重要な役割を期待されているのが地理的にも経済的にも中国に近い日本でしょう。
日本は日米安全保障条約という軍事同盟を結んでいます。
性格としては集団的自衛権を元にしてアメリカが日本の防衛の一翼を担うためにアメリカ軍が日本に駐留するというものです。
これによりアメリカの強大な軍事力を背景にした戦後日本は軽武装経済優先で戦後復興を成し遂げ、また東西冷戦が激化した時にはソ連の封じ込め、ソ連崩壊後に入れ替わるように台頭した中国に睨みを利かせる事が求められました。
しかし、自国防衛の域を出ない日本の軍事力プレゼンスではソビエトや中国の野望を挫くほどではなく、完全な信頼を寄せる事が出来ないASEAN東南アジア諸国の離反ともいえる中国の懐柔を招いてきました。
今、もし日米安保にイギリスを加えた場合、これまでのように中国が海洋進出を強め、大陸棚は中国固有の領土だとか第一列島線までが革新的利益として中国領海とする、といった「中国の夢」が簡単には言えなくなります。
日英同盟は、かつてロシアの南下政策に危機感を覚えた日本と、対外戦争でアジアの植民地を防衛している余力の無かったイギリスの間で結ばれ軍事的にも経済的にも結び付きを強め近代化を押し進めました。
これに対ロシア牽制に好意的中立のアメリカが日本の戦費調達を手助けした事で、当時としては二流国とみられていたアジアの小国日本がロシア帝国を破るという快挙を成し遂げ、これにより名実ともに日本が先進国として認められ、現在の国際的な地位の礎を築きました。
中国という共通の敵である覇権国を前にして、もし日米英同盟が実現すれば、世界最強の同盟関係が結ばれるのではないでしょうか。
更にオーストラリアやインド、台湾など中国の脅威にさらされている国々を加え強固なものにする事で東南アジアもこれに加わる事が容易になるでしょう。
不幸にして日露戦争後、日本は国際情勢を読み誤り孤立への道を進んでしまいましたが、第二次世界大戦後の日本が国際的に信頼されているのは、政府も民間も常に曲がった事をせず正義を通してきたからでしょう。
中国がアフリカや南米など途上国に対して発言権を増大させましたが、札ビラで引っ叩かれた関係性において、中国と国運を共にして戦うぞ、なんていう国がどれくらいあるでしょうか。
おそらくあの国とあの国くらいなものでしょう。
もちろん世界最強の軍事同盟でいい気になって日本が目的を見誤ることがあってはなりませんがIFの話よりまず、世界はどこまでも自分の物だとして自国に都合のいい価値観や法律を押し付ける覇権国と対決できるようにするという現実的選択肢こそが先決ではないでしょうか?
続いてYOUTUBEです。
渡邉哲也、世界覇権をもくろむ中国!!日米英三国同盟で抑制しろ!!ASEANは抑止力として信頼できるのか!!
Brigitte Guadalupe
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