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東松照明

2016.06.22 12:00

こんばんは。鈴木です。


今日は東松照明氏の写真展を見に行きました。

彼は戦後の写真家として国内外で活躍した写真家のひとりだ。

今日まで日本の写真界に与えた影響は大きい。


と言っても僕が彼の存在を知ったのはつい最近。

2012年に他界してしまい、最近に「太陽の鉛筆」の復刻版(内容に変更がある)が出版されて彼のことを知ったのだ。

写真についてのめり込めば自ずと名を知ることにはなるだろうけど、こういった復刻版の出版は現代人としてはとてもありがたい。

「太陽の鉛筆」だって初版はうん万としてしまうから手が届かないものだし、こういう復刻はどんどんしていってほしいねえ。売れずとも。


今日行った大阪ニコンサロンの東松氏の展示も素晴らしかった。

素晴らしいものは時代を飛び越えてしまう。

音楽、演劇、小説、なんだってそうだけど、それらって何十年数百年近く前からあるものじゃない。

だからある時期を境に本当は完成されてしまってるんだよね。

僕は思うんだけど、デジタル文化になってから、奇をてらったものにスポットが当てられる時代になってしまったのだと思う。

そりゃあ偉人たちの時代だって、彼らは新しいことに挑戦して叩かれそして成功したのだけどさぁ。

今の時代、いろいろとお手軽すぎるわけじゃない。だから試行錯誤は繰り返せるけど駄目と言われたらすぐに切り替えられちゃう。

なんていうかさ、これしかできないんだよ!っていう気概がないよねえ、僕もだけど。


まあ僕はだからこそ、新しいことに挑戦していく、ってのも忘れたくはないけど、

もう完成された美しい公式のなかで戦いたい気持ちがあるかなぁ。


僕の理想は蜷川幸雄氏だ!

ポップでクラシックなスタイルは本当に好きだ。

まあ蜷川氏については今週末にまた書こう。

なんたって今週末には彼の最後の舞台を観に行くのだから!

おらワクワクしてるんだ!



ブログ更新も完全に私物化してるけど大丈夫かな。

オーナーの意向は「オモシロをつくる」っぽいけど全くその意に反してる気がする。


クビ宣告を喰らったら独立します。