はじめて泣いた映画。「八月の狂詩曲」黒澤明
2020.08.10 09:29
「八月の狂詩曲」黒澤明
“世界のクロサワ”映画の中でいちばん好きな作品。
原爆をテーマにした映画です。
「黒澤明」の名前も実力も知らない、中学生の時に観て、映画館の中で泣きました。
帰りに、母にねだって「8月の狂詩曲」の映画ポスターを買ってもらった。
たまたま最近TVで「8月の狂詩曲」を観たのですが、大人になって見るとだいぶ視点が異なりますね。。
かなりメッセージのある映画なんだなぁ。
当時人気だったハリウッド・スターのリチャード・ギアが主演している事に話題だったそうだけど、中学生の時に観た「八月の狂詩曲」の中のリチャード・ギアは、ただの『外国人のおにいさん』だった。
プリティ・ウーマンじゃない、、
ハリウッド・スターをあんなサラッと自然に見せてしまうなんて、さすが黒澤明。
インターネットでちょっと調べると、黒澤明の中で一番の駄作と批判されているけど、そうかなぁ。
スペクタルさ、華やかさはないけど。
“美しい”映画です。
言葉にできないな。
頭の中で(心の中で?)映画に流れていたシューベルトの「野ばら」がリフレインしています。
8月9日は長崎原爆の日。
映画のウラ話。黒澤監督が語っています。「ストーリーがどうってゆうんじゃじゃない。ただ“美しい映画”を撮りたい」 ↓