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香港出張レポート!by新卒1年目社員

2016.06.22 10:58

リクルートブログをご覧の皆さんこんにちは!
株式会社TOKYO BASE新卒1年目社員の丸山です!

本日は人事の池田に代わり、僕がブログを執筆しています。
(僕の詳しい話に関しては過去のインタビューがあるのでこちらから)


実は今月の頭、当社の代表と取締役が香港に視察に行っていました。そんな香港出張に僕も同行してきたんです。そのことについて皆さんに少しお話ししたいと思います。


きっかけ

きっかけは、ふとしたところで香港出張の件を耳にしたことでした。今思えば、そうゆう情報の得られる場所に自ら足を運ぶことも大切なことかもしれませんね。そして、その情報を知るや否や、すぐに谷さんに連絡して、同行をお願いしました。

同時期に国内では新卒研修が行なわれていたのですが、それでも僕が香港に行こうと決意したのは、内定者時代から常に言い続けている海外進出を実現するための第一歩となる「行動」が必要だと思ったからです。正直、行く前は全く香港で何が得られるかなんてわからなかったですね。


香港での三つの気付き

はじめて訪れた地での、はじめての市場調査。
今回の出張で得られた三つの気付きに関して共有したいと思います。


親日性

一つは、香港人の親日性についてです。もうすでに香港には数多くの日本企業が何十年も前から進出していて、日本の製品の良さは香港人の多くの人々に知れ渡っています。
最近では日本食の人気もあって、お寿司や牛丼屋さんなどを街中でよく見かけました。
また、書店に行った際には、日本の雑誌のほとんどすべてが陳列されていて、驚きましたね。

このように、香港の人がどれだけ日本に対して親近感を持っているのかが、至る所から感じることが出来ました。

他方で、最近は韓流の音楽やファッションが若者の間で流行っているみたいなので、その辺りも含めて日本の現状との近さを感じました。


高感度ファッション

二つ目に、香港のファッションの現状についてお話しします。結論から言うと、香港のファッション感度はかなり高いです。

例えば、英国発のLane Crawfordやその系列店のJoyce等のセレクトショップは商品のセレクトや店舗の美しさなどの観点から非常に洗練されていて、まさに「ラグジュアリー」を体現しているようなお店でした。

また、香港アパレル最大手のセレクトショップI.T.は中環(セントラル)や銅鑼湾(コズウェイベイ)を中心に信じられないほど多くの店舗数を香港に出店している上に、日本や韓国の数多くのブランドの代理店等も経営していました。

他方、湾仔(ワンチャイ)と呼ばれるエリアには、小さな路面店が立ち並んでいて、それぞれのお店が独自の世界観を表現しているという印象でした。

総じて、成熟したファッションの市場を形成していると言える香港ですが、実はこれらのすべてのお店に本質的に共通して言える欠陥が一つあります。


営業力

それが僕が三点目の気付きとしてあげたい「営業力」です。

香港では、商品そのものの良さや、その見せ方だけで、消費者の購買意欲をかき立てようとする、いわゆるプロダクトアウト型のお店がほとんどだと実感しました。

しかし、それでは消費者のニーズを把握できません。やはり、お客様一人一人に寄り添ったニーズの傾聴や、さらにはニーズを創出するような「営業」が必要不可欠です。

例えば、商品の魅力は、本来そのものの良さだけでなく、日々のコーディネートの中で発揮されるべきものですよね。そして、それはお客様一人一人によって全く異なってくるはずです。

その上で、本当にその商品を生かしてもらうためには、最も旬な商品でトータルコーディネートを提案してこそ、コンプリートソリューションだと思っています。

営業目線では、それが関販につながり、客単価を伸ばすことになるのは明らかですね。そして、お客様と私たちはwin-winの関係になれるわけです。

正直な所、このような営業力の欠如こそが日本の他のアパレル企業の現状でもあるのですが、香港では、店舗の規模感やその見せ方がとても派手な分、その本質的な欠陥を顕著に感じることが出来ました。香港で自分が受けた接客を反面教師にしたイメージですね(笑)

これを良い機会に、自分の営業力をさらに磨き上げることが僕自身の直近の課題です。その上で、今実践しているのが、自分の武器である語学力を生かして、海外の方にトータルコーディネートを提案することです。

その方法論を上手く共有することが出来れば、日本での海外売上(インバウンド)を2倍、3倍に伸ばすことも夢ではありません。

また、海外出店の際には、今自分が実践していることを現地のスタッフの育成にも役立てることが出来るかもしれません。



働き始めて3ヶ月目って目の前のことに一杯一杯になってしまいがちなのすが、このタイミングで改めて自分が日々行っている仕事が何に繋がっているのか再認識することができました!


そんな僕は今、インバウンド対応の多いSTUDIOUS原宿本店で働いています。
海外に向けて、公式facebookでは英語で店を発信していっているので是非覗いてみてください!


ちなみに話は変わるのですが、僕も学生時代に参加したインターンシップが今年も募集を開始したようなので、アパレル業界や海外事業に興味のある18卒の方は是非エントリーしてみるといいかもしれません!

詳細はコチラから。


では、次回からはまた人事にバトンタッチです。
僕は原宿本店で皆さんとお会いできるのをお待ちしていますね!