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Learn to Play - 第2回:基本ルール

2020.08.16 10:07

Learn to Play Warhammer 40,000 !


ウォーハンマー公式チャンネルから公開されているWARHAMMER 40,000の遊び方がわかる動画「Learn to Play Warhammer 40,000」の要点ざっくり訳と、私個人のプレイヤーとしての視点からちょっとした補足をつけて、40kのゲームの流れを紹介していこうのコーナー!


今回は第2回「基本ルール」です!


と、その前に。


・参考:コアルール

今回の動画から、ゲームの根幹であるコアルールについての解説になります。

こちらのリンク先から日本語版コアルールをダウンロードして、手元において動画と見比べてみましょう!

※「バトルプライマー」をクリック!


「基本ルール」


【ミッション】

 [コアルールpdf版:3ページ]

ミッションには、どのようにアーミーを召集し、戦場を構築し、兵を配置するかが定められています。また、そのミッションに適用される特殊なルールについても説明があります。


・補足:勝利条件

WARHAMMER 40,000 のミッションは多岐に渡り、例えば拠点や重要物資を示す「作戦目標マーカー」をより多く、最後まで確保すること、あるいは指定された敵ユニットを撃破すること、より多くの敵ユニットを全滅させることなどで勝敗を競います。


【アーミー】

 [コアルールpdf版:3ページ]

40kのゲームにおいて、双方のプレイヤーは自分のシタデルミニチュアで構成された部隊(アーミー)を指揮する司令官となります。

全てのミニチュアはその強さを示す値、パワーレート(あるいはポイントコスト)を持っており、フェアな、あるいはエキサイティングなゲームを楽しむための指標となります。


・補足:非対称なゲーム

40kの主に対戦を目的としたゲームではパワーレートやポイントコストを基準に、戦力的に双方同規模のアーミーを準備することが多いのですが、一方でシチュエーションを楽しむようなミッションでは片方のプレイヤーが相手の2倍以上の戦力をもってゲームを開始するような状況もあるのです!


【ユニット】

 [コアルールpdf版:4ページ]

40kのアーミーを構成するユニットには一般的な兵士の小隊、戦車やモンスター、あるいは伝説的な英雄などがあり、これらユニットが戦場を駆け抜け、戦うことになります。


・ユニットの隊形

複数の兵(兵:ミニチュア1体の単位)で構成されるユニット内の各兵は、同一ユニット内の他の兵と互いに水平方向2mv以内の距離を保って行動しなければなりません。

これを「ユニットの隊形」と呼びます。


・味方ユニット/敵ユニット

ゲームルール上、プレイヤー自身の保有する全てのユニットは「味方ユニット」、相手プレイヤー側の全てのユニットは「敵ユニット」と呼称されます。


動画ではスペースマリーン側プレイヤー視点で、味方ユニット(青:マリーン)、敵ユニット(赤:ネクロン)が解説されています。


【データシート】

 [コアルールpdf版:7〜8ページ]

全てのユニットにはその能力の記載されたデータシートがあります。


ユニットの移動力や射撃技能などの「能力値」に加え、このユニットの強さを示す「パワーレート」、ユニットの持つ武器「ウォーギア」の一覧などが載っています。


・射撃技能と接近戦技能

射撃技能、接近戦技能、アーマーセーヴ値などの値は、普通の数値ではなく「+」がつく表記になっています。

例えば動画の例ではアサルトインターセッサーの場合、射撃技能/接近戦技能はいずれも「3+」となっていますが、これは射撃技能/接近戦技能を使う判定において、出目「3以上」が出れば成功することを示しています。


射撃技能(BALLISTIC SKILL):3+

主に射撃武器のヒットロール(命中判定)で使用されます。

動画の場合、ダイスを5個振って出目が2,3,3,3,5なので、出目3以上の4個が判定に成功したことになります。

接近戦技能(WEAPON SKILL):3+

主に白兵戦でのヒットロール(命中判定)で使用されます。

動画の場合、ダイスを5個振って出目が2,3,3,3,5なので、出目3以上の4個が判定に成功したことになります。



【戦場】

 [コアルールpdf版:4ページ]

ミッションによっては初期配置エリアや、特殊地形(情景モデル)の配置などが指定されていることもあります。

戦場にいくつかの特殊地形を配置することで、より戦略的に奥深いゲームになります。

特殊地形がそれぞれどのような効果を持つのかはフルルール(コアブック)に記載されています。


・補足:特殊地形の配置間隔

コアルールでは、特殊地形はミッションに特別な記載がない限り、一般的に戦場12x12mv につき1個の特殊地形が配置されることが望ましいとされています。


公平さを求められる対戦形式のゲームの場合、この間隔よりも遮蔽のない平地が広すぎると射撃ユニットが過度に有利になったり、特殊地形が密集することで白兵ユニットが有利になりすぎるなどの偏りが生じる可能性があるため注意が必要です。

逆にざっくばらんなオープンプレイや、シチュエーション重視のナラティブプレイでは意図的に特殊地形の配置を偏らせることで変化をつけてみるのも面白いですよ。



【距離の測定】

 [コアルールpdf版:5ページ]

ユニットの移動距離や、武器の射程距離をはじめ、40kのゲームではあらゆる局面で距離を測定することになります。

ゲーム内の距離単位は「mv」で表され、専用のメジャーで測定します。


・距離の測定方法

射程距離を測定する場合など、ミニチュア同士の間の距離を測定する場合、そのミニチュアの乗っているベース(ベースのないものはミニチュア本体)の最短距離で測ります。


ミニチュアを移動させる場合、例えば動画のようにミニチュアが11mv移動する場合、自分の現在のベースの端から11mvまでの距離(動画での青い円)を、移動後に自分のベースが超えない範囲で移動することができます。

さらに簡単に説明すると、ミニチュアが前に進む場合は、ミニチュアの移動前のベース前端から移動後のベース前端まで測って11mvの位置まで移動することができます。


【ダイス】

 [コアルールpdf版:5ページ]

40kのゲームで判定に使用されるのは6面ダイスです。ゲームルール上、6面ダイスを「D6」と呼称します。

2個のダイスを振ってその合計値を適用する場合、「2D6」という用語で指定されます。

3個の合計の場合は「3D6」、4個の合計は「4D6」、以降同様です。

ゲームルール上「D3」と指定される場合は6面ダイス(D6)を振って出た値を半減させ、かつ小数点以下を切り上げた値を使用します。


つまりD3で判定するときに振った6面ダイスでの出目1,2は「1」、出目3,4は「2」、出目5,6は「3」として扱われます。



基本ルールについては以上です。


なんとなくわかりましたか?

わからなくても大丈夫、実際に動かしてるうちに覚えますよ!


次回「ターンの順序」に続きます!