勝新太郎『座頭市』や、三船敏郎出演作や。
今、
勝新太郎の『座頭市』と、三船敏郎出演作とを
YouTubeで少しばかり見ていたのだが
「すげぇな」
と思って。
それで、ブログを書いている
なう。
ゆーても
私は映画について語れるほどには、数多く観ていないし(時代劇は特に)
「どの口が言っとるん」
というような、僭越発言満載になってしまうんだが
今の雑感を、そのまんま、つらつらと書きたい。
(※そのまんま書きすぎて語彙力低め)
(※というより口調が悪い)
もう
なんだろね
あれら時代劇作品は
格が違うと
思うんだわ。
観るたびに
「すげぇな」
って思うんだけども
今回特に思ったのは
「ライティング、格好えぇ…。」
なんなんだろうね。
撮影がデジタル化している現代の方が、
機材の性能や扱いやすさも、上がっているのだろうし
今の撮影機材の方が、何もかも精密・鮮明に映り
大自然や、繊細な光の輝きなど、非常に美しく捉えられるように思う。
だからこそ、なのか
この時代の映画にしか出せない
フィルムの味ったら。
“影” が、格好いいんだわ。
陰影
奥行き感
格調。
それは自然の光ではなく
人工であてている、ライティングのなせる技である。
現代のデジタル技術に比べて、フィルムでは
映るもの、よく映らないもの、映り方が変わってしまうもの…
など、制約があるからこそ発揮された、照明技術であろうか。
職人芸。
画も、格好いい。
「うわ、完璧だな」
と声が漏れる。
ワンシーンに映り込むものが、構図が…
絵のように、アート。
また、
今の方がCGなどでどんな場面も作り上げられるはずなのに
昔の映画の方が、エネルギッシュかつダイナミックに感じるの、
なんだろねぇ。
登場人物の描かれ方も良い。
今の時代の “カッコよさ” “ヒーロー像” と違うんだろうな。
侍の精神性みたいなものだろうか、人情の部分だろうか、役者の迫力だろうか、
こう…厚みが。
チープじゃないんだな。
主役以外も、とても個性的で、ユーモラスであったりするし。
俳優人も
圧巻の、勝新太郎や三船敏郎
のみならず
「このシーン、このやり取り、たまらねぇ…!」
と感じるような、名優同士の、名シーンがあったり
ウワッと惹きつけられるような、色っぽく迫力ある女優さんが出演なさっていたりする。
良いなぁ
凄い。
私は、刀を稽古しているとはいえ
特別、時代劇好きでもなんでもないのだけれど
只々、
良いシーンを見ると、感嘆させられるなぁ。
【結 -MUSUBI-】では、コロナ前は特に
海外からの体験者様をお迎えしていたけれど
お話を伺っていて、人気だったのは
『るろうに剣心』などのアニメに続いて、
ハリウッド作『ラスト・サムライ』だった。
わたしとしては、ぜひぜひ
黒澤明監督×三船敏郎 の映画作品や、
勝新太郎主演の『座頭市』も、
ご覧になることを
おすすめしたい。