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骨盤の前傾・後傾と筋肉の関係

2020.08.16 02:20

おはようございます、ピラティスインストラクターのMioです。


前回の"理想的な姿勢"について、皆様読んでいただけましたか😊?まずは骨盤のニュートラルを探してみましょうとお伝えさせて頂きました!!!

今日は骨盤がニュートラルから"前傾している""後傾している"というのがどのような状態なのか、そしてそれを矯正する上でどのような筋肉を強化すべきなのかについて一緒に見てみましょう♡


以下立位の骨盤ニュートラルは、ASISと恥骨結合が床に対して垂直な状態でした(復習です♪)。

それに対して、骨盤の前傾とは、ASISに対して恥骨結合が後ろに位置している状態、骨盤の後傾は、ASISに対して恥骨結合が前に位置している状態です。

(ラエル・イサコウィッツ他「ピラーティス アナトミィ」ガイアブックス,2013より)

前傾の方は反り腰のことも多く、以下のことが起こりやすい傾向があります。

・腰に負担がかかりやすい(腰痛になりやすい)

・臀筋が働きづらくなる

・前ももが張りやすい

・股関節が内旋し内股に入りやすい


一方後傾の方は、以下のことが起こりやすい傾向があります。

・下腹が出やすい(ぽっこりお腹になりやすい)

・お尻が下がりやすい

・もも裏(ハムストリングス)が張りやすい

・猫背になりやすい


こう見るとずっとその姿勢を放置しておくことにはデメリットが沢山ありそうですよね𓅼


ではどんなことを心がけたらよいのでしょうか?

前傾の方は以下のような可能性があるんです。

・筋力が低下している筋肉→①腹直筋、②大臀筋、③ハムストリングス

・柔軟性が損なわれている筋肉→①脊柱起立筋、②腸腰筋、③大腿直筋


後傾の方は以下のような可能性があります。

・筋力が低下している筋肉→①脊柱起立筋、②腸腰筋、③大腿直筋

・柔軟性が損なわれている筋肉→①腹直筋、②大臀筋、③ハムストリングス


そう、それぞれ弱い筋肉と強すぎる(柔軟性が損なわれている)筋肉があって、前傾と後傾の方はそれが逆なんですね。


筋力の低下に対しては筋トレーニングを、柔軟性の低下に対しては柔軟性を高めるエクササイズを。そうすると骨盤の前後の引っ張り具合を整えることが出来ます😌



レッスンでは、その方の状態を見ながら、適切なエクササイズをセレクトしメニューを決めていきます。ご自身の身体の悩み、是非レッスン前などにご相談くださいね🌿