スマイル講座 第6章 体験を通じて学ぶ機会を与える
2020.08.16 13:44
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子どもが成長していく中で
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大人が 子どものために 必要以上に手を貸せば
子どもに失敗を経験させることが少なくなり
体験から学ぶ力が弱くなるのではないでしょうか?
年齢に応じて
より多く子どもに体験してもらいましょう
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例えば
子どもが
食卓にお料理を運ぶお手伝いをして
お皿を落として 中身をこぼしてしまいました
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この時
叱ったらどういうことが起こるでしょう
第3章で少し解説しましたが
子どもは親の価値観で判断されたと感じます
自分に自信が持てなくなるかもしれません
ではどう対応するのでしょうか
あくまで例としてですが
気持ちを受け止めることから始めます
「大丈夫?けがはなかった?」
「せっかく運んでくれてたのにがっかりした?」など
次に これからどうするか?
「こぼれてしまったけどどうしようか?」
「片付けできるかな?」
「一緒に片付けようか?」など
落ち着いてから
「今度は何に気を付けて運べばいいかな?」など
子どもが
「○○に気を付ける」と言ったら
「じゃあ 今度は○○に気を付けてやってみようか?」など
失敗すれば
謝ること 片付けの仕方
これからは何にきをつければいいか など
色々なことを学べます
失敗は成長のチャンス 学びのチャンス です
一度にすべてを学ばなくてもいいのです
できる限り
子どもの体験から子ども自身が学べるよう
に援助したいですね
*その時の状況 お子さんの年齢 などで
少しずつ対応は変わってくると思います