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RAV4 | 走破性と個性身につけ見事に再ブレイク

2020.08.17 03:11

一旦はその歴史に幕を下ろすも昨年再デビューし大ヒット

 H28年、日本市場におけるRAV4の歴史は一旦幕を下ろした。しかし31年4月、再び日本国内で新型RAV4がデビューを果たすと、瞬く間にスマッシュヒット。そして、その熱が冷めやらぬ中、今年6月にはプラグインハイブリッドモデルの「RAV4・PHV」が登場。注目度はさらに高まっている。

 一旦人気が下火となっていたモデルが突如の再ブレイク。一時、ミディアムSUVのジャン ル自体の人気が冷え込んでいたというのもあるが、昨今、個性的なコンパクトSUV人気の上昇とともに、大きくイメージ刷新を遂げたRAV4もユーザーの目に新鮮に映ったに違いない。

 従来のRAV4はユーティリティ性に優れ、何でもこなすオールラウンダーとして人気を博し ていたが、それを極めるがゆえに個性が失われ、徐々に存在感が薄くなってしまった感は否めない。しかし、現行RAV4はエクステリアデザインを見てもわかるように、ワイルドな個性的を前面に押し出し、没個性から脱却。オフロード性能を高め、アウトドアレジャーでバリ バリ使える一芸を磨くなどターゲットとする層にダイレクトに響くモデルとなった。

 コロナ禍の影響もあり、新車は数カ月の納期待ちが発生している状況。中古市場での相場高は続いているが、すぐ手に入れたい人なら中古車という選択肢がベターかもしれない。


▼トヨタ RAV4 G’Zパッケージ SPECIFICATION

全長×全幅×全高:4600×1855×1690㎜

車両重量:1620㎏

ホイールベース:2690㎜

エンジン種類:直列4気筒

総排気量:1986㏄

最高出力:171ps(126kW)/6600rpm

最大トルク:21.1kgf・m(207N・m)/4800rpm

WLTCモード燃費:15.2km/L

サスペンション前:マクファーソン・ストラット式コイルスプリング

サスペンション後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング

ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク

ブレーキ後:ディスク

タイヤサイズ:235/55R19

乗車定員:5名


▼トヨタ RAV4(現行モデル)

相場価格

H31~R2年

304~369.6万円

(Mj-net調べ 2020年7月29日現在)

まだタマ数は少ないが、新車との比較としてはアリ。今後の中古車の出回り具合をウォッチしながら、気に入れば即決することをおすすめしたい。



▼トヨタ RAV4 変遷

H6年5月  初代RAV4がデビュー

H12年5月   2代目にモデルチェンジ

H17年11月  3代目にモデルチェンジ

H31年4月   現行モデルRAV4がデビュー

R1年12月   国産車としては3年ぶりの日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞

                     トヨタ車としては10年ぶり

R2年6月  プラグインハイブリッドモデル「RAV4 PHV」を発売

R2年8月  ディスプレイオーディオが標準装備になるなど一部改良をおこなう


▼INTERIOR

RAV4らしさが表現されたインパネデザイン

洗練されながらもRAV4のアクティブさが表現されたインパネまわり。扱いやすさも優れ、質感も伴っている。


▼ENGINE

力強さと経済性を合わせ持つパワーユニット

2.0Lガソリン車に加え、2.5Lハイブリッド車もラインナップ。力強い機動力と優れた燃費

性能を兼ね備える。


▼UTILITY

クラストップレベルのラゲッジスペース

ラゲッジスペースはミディアムSUVでトップクラスの容量を誇る。タイヤハウスの張り出しも少なく、使い勝手も抜群。


▼RUNNING

クロスオーバー路線から走破性を高めた本格オフローダーへ

これまでのクロスオーバー路線からラフロードも駆け抜けられる走破性を高めるなど、本格オフロードSUVとして生まれ変わった。


▼EXTERIOR

ワイルドかつダイナミックなデザインに刷新

オフロード路線に舵を切った走行性能と同様、エクステリアデザインも本格オフロードSUVたる存在感を放つダイナミックなデザインへ刷新された。特にフロントマスクはワイルドかつ精悍さが表現され、大きなインパクトを与えている。