ベートーヴェンの4手のための6つの変奏曲

ベートーヴェンの連弾曲をYouTubeにアップしました。

ベートーヴェンは、積極的に連弾の曲は書いてなくて、弟子たちのために、ちょっと書いたぐらいなのですが、きれいな曲が多いです。

ベートーヴェンって、ソナタとか、交響曲とかを聴くと、重い、ガッチリした曲が目立っていて、人柄も頑固な人っていうイメージですが、

でも、バガテルやソナチネのような小さな作品もたくさんあって、それらの曲は、きれいな、軽やかな曲も多いので、本当に多才な人で、恋多き人というか、優しい気持ちのある人だったのかなとも思います。

この、『歌曲「君を思いて」による6つの変奏曲』もとても美しい旋律の変奏曲です。

ゲーテの詩にメロディーをつけて、それをテーマに最初は4つの変奏曲を作って、2、3年後にもう2曲つけて、6つの変奏曲として、ブルンスヴィク伯爵の娘テレーゼとヨゼフィーネ2人に献呈したそうです。

妹ヨゼフィーネに恋心を抱いていたそうですが、(ヨゼフィーネもベートーヴェンを気に入っていた)、

こんな曲をあげるなんて、分かりやすいよね〜。

最近、ウチの生徒が弾きたいって言ってきた

ベートーヴェンのロンドの曲も知らなかったけど、確かにきれいで、弾きたくなるような曲だった。

私も知らない素敵な小品がたくさんあるので、ソナタ以外の曲も発掘したい。