ジャックの寝言 vol.71『応援メッセージ(15)』
こんにちは、一昨年の合格者です。ジャック先生から連絡を受け、私も自分の体験を少しご紹介できたらと思います。
短答試験当日が徐々に近づいてきましたね。
試験1か月前の私は、コーヒーで胃が荒れ、悪夢にうなされ、かなり強いストレスを感じていました。
模試で合格点に全然届かなかったり、一度覚えたことが頭から抜けていたり…
周囲の受験生が自分よりずっと優秀な気がして、不安な気持ちが拭えませんでした。
皆さんの中にもまさに今そういう経験をされている方もいらっしゃると思います。
いま不安な気持ちと闘いながら勉強している皆さんへ。
大丈夫!今できなくても本番にできれば良いのです!
模試で点が取れなかった、覚えたはずだったのに頭から抜けていた、そういうことに今の時点で気づけたのはラッキーです。
そして、苦しい時期を過ごしているのは周りの受験生も同じです。
自分の結果に一喜一憂せず、周りの受験生の状況にも振り回されず、当日までの期間は「有限にして完成度を高める」ことに集中してほしいと思います。
参考までに、私が直前期に気を付けていた点を挙げます。
・とにかく納冨先生のスケジュールに従う。自己流でやることを発散させない。
・模試や答練で間違えた問題は、5枝全ての正誤の理由も答えられるようになるまで復習する。
・Nプロシートを何度も回して正確な記憶を定着させる。過去問や他のテキストなどやることを増やさず、Nプロシート+条文集が基本。
特にNプロシートをやり込むことは、一発合格に直結したように思います。
苦手な箇所はNプロシートに「2項の内容」「例外」などキーワードを書きこみ、条文を見なくても答えられるようにしていました。
Nプロシートを中心に、当日まで「有限にして完成度を高める」ことができれば、それは皆さんの自信になると思います。
私も、短答当日は今までと毛色の違った問題が出てきて一瞬焦りましたが、「Nプロシートをあんなにやり込んだから大丈夫」「私だけでなくここにいる全員が初見の問題だから大丈夫」と言い聞かせることで、落ち着くことができました。
当日に実力を全て出し切るため、体調に気を付けてあと少し頑張ってください!
応援しています。
企業知財部
弁理士 女性