WEBサイトとマスコミ登場の連動を
経営者向けのセミナーを昨日、札幌で行いました。
50人ほどの中小企業経営者が参加しました。
私が行ったパブリシティの中で成功例を挙げながら、
プレスリリースをどう書くのかを解説したのです。
中小企業の経営者は多額の広告費を掛けられません。
掛けたところで大企業には太刀打ちできないのです。
ですから、知恵を絞って、アイデアを出して、記者の気持ちを考えてパブリシティを行う。
これが金銭的な負担も無く、上手にブランディングへと結びつきます。
しかし、マスコミ登場ばかり考えてもいけない時代です。
新聞記事やテレビ放送を見た人は必ず、WEBサイトも確認しますから。
さらに言えば、現代のマスコミ事情も絡んできます。
プレスリリースが届いた時、記者は必ずWEBサイトを点検します。
WEBサイト(ホームページ)の無い会社は、「信用できない会社」と判断され、
取材されないケースも多いのです。
このWEBサイトの写真をご覧ください。
私がパブリシティをした会社「PBJ株式会社」のWEBサイトです。
同社のハラール対応化粧品「桃姫」が新聞やWEBメディアで多数、掲載されました。
私はPBJ株式会社からパブリシティを依頼された時、こう言ったのです。
「プレスリリースを出せば取材が来ます。その前にWEBサイトの整備を」と。
同社のWEBサイトは私への相談当時は整備されていなかったからです。
PBJは私の言葉に従い、WEBサイトを整備してからプレスリリースの運びとなりました。
日本語版だけでなく、英語版も作成しました。海外の商圏が最終目的でしたから。
現在、同社の「桃姫」は順調に売れ、海外進出も計画されています。
マスコミの取材を呼び込むだけでなく、事前にWEBサイトの整備をという言葉は
中小企業経営者の心にも響いたようです。
今後、マスコミに上手にアプローチできるように期待しています。
メディアコンサルタント 荒川岳志