声の響きを改善する喉頭のコントロール
とんでもなく暑い日々が続いておりますが;;;
体調はいかがですか?
僕は各所でのレッスンを
自転車で移動しているのですが
先日転んでちょっと怪我をしてしまいました😷
鼻の周辺をアスファルトに強打してしまったので😅
お客様には
「汚い顔ですみません;;」
とお詫びしつつ…
元気にレッスンやらせていただいています。
さて、今日は
「喉頭の位置」
について書いてみたいと思います。
喉頭とはいわゆる喉仏で
低くすれば
舞台系の俳優さんのような低い声に(宝塚の男役の方もそうですね)
高くすれば
我らが永遠のコメディアン・志村けんさんが出す
あの面白い、高い声になります。
例えば歌を歌っていて
「真ん中あたりの(あるいは高い)声はよく響くんだけど、低めの声がうまく響かない(出にくい)んだよなー」
ということはありませんか?
そういう方は
喉頭がしっかり下がっていない場合がほとんどで
そこを改善すれば出るようになります。
多くの方は
「ハイトーンを出したい!!!」
と高い方、高い方へと意識が行っているんですよね。
僕も以前はそうでした(笑)。
(メロディー的に高くない)Aメロなどの歌い出しの部分が
気持ちよく歌えないゆえに
やむを得ずキーを上げて
サビで苦しむという(笑)
悪循環に陥ってしまうのです。
喉頭の位置の改善をすると
皆さんみるみる響きのいい声が出るようになります。
ただ
「自分では今まで出さなかった声」
なだけに"ものすごい違和感"があるので
どの響きがいい声なのかの自己判断は難しく
僕らのようなボイストレーナーがリアルタイムに
「今の声最高!」
と指摘するなどの客観的評価がないと
自信を持って出せるようにはなりません。
また、単に喉を落とすだけでは野太い声になってしまい
ポップスやロックには不向きな声になってしまうので
ハイトーンとは逆に声帯の閉鎖をゆるめて「息漏れのある声」にしていくことが必要になります。
何のこっちゃ!という方はぜひレッスンにいらしてください👍
喉頭の位置のコントロールができるようになって
低~中音域までの響きを改善すると
ハイトーンの作り方(=響かせ方)も大きく変わってきます。
(ミックスボイスを出すにしても、ミックスボイスの質自体が変わってきます)
ほとんどのケースにおいて
より魅力的で、より個性的なハイトーンが出せるようになります。
喉の自由度が上がっているのですから
自分の持って生まれた体を
最大限に活かした声になるので
そばで聴いていても本当に気持ちがいいですし
ご本人はご本人で
「こういう声が出せるようになるとは思わなかった!😀」
と言ってくださるようになります。
(そしてそこまでもっていくのが、自分の仕事だとも思っています)
よくボイトレ系のページや動画などで
「喉頭の位置は下げて歌いましょう」
というのがありますが
それをそのままやっちゃいますと
オペラ系の歌のようになってしまいます。
明るめの声でいて、かつ喉を開くには
「喉頭を上げて、舌の根を下げる」
で解決できます。
これはまたあらためて😉
とにかく大切なのは
一番いいところに喉頭をコントロールして
自分の一番いい声はここなんだな
という感覚をつかんでいただくということ。
喉頭のコントロールについては
いずれ動画で説明しようと思っていますが
とにかく顔の傷を治さなければと思っております😅(←そこかい!
かさぶたはあれどレッスンは通常通りおこなっておりますので
喉頭のコントロールにご興味のある方は
ぜひレッスンにお越しください😊👍