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Fit Insole

サイクルハテナ 足型測定 いろんな足がありますね

2020.08.19 13:02

お盆の前にサイクルハテナさんで足型測定を行いました。

今回はその時の足型を見ていきたいと思います。

見事に全員バラバラでした。


今回足型測定に至ったのは、昔から知り合いだったサイクルハテナの店長やスタッフ

の方と、峠のてっぺんでお会いしお話をしていると、インソールに興味を持ってくだ

さったので足型測定をしていただくこととなりました。

サイクルハテナさんは、自転車はもちろんバイクパッキングなど、自転車でどう遊ぶ

かといったところまで提案してくれる、一歩進んだバイクショップです。

もちろんスタッフの方々も、バイクパッキング、シクロレース、ロングライド、グラ

ベルライドまで幅広く活動されています。

その経験に基づいた、アドバイスをもらえるは本当に心強いと思います。

アイテムもテント、シュラフ、バックパックなどアウトドア全般で使用できるものが

多いのが特徴です。

自転車はもちろん、それ以外の方でも覗きに行ってみて下さい。


CASE①  扁平足傾向

体重が内側により(赤矢印)、全体的にべたっとした扁平足傾向です。

青丸部にも圧力が強くかかっており、横アーチの低下も見られます。

また、両足とも赤丸部に強い圧力がかかっており、皮膚も硬くなっていました。


インソールで土踏まず+横アーチをサポートをしてあげることで、足全体で身体

を支えられるようにしてあげます。


CASE②  内反小趾傾向

症状としては、赤丸部の小指の付け根の骨の出っ張りが痛い。

外反母趾は親指側に出る痛みですが、それの小指側の症状で「内反小趾」と言われます。

青丸部が小指です。

黒矢印で示した通り、小指が内側に向いてしまっています。

外反母趾はメジャーですが、内反小趾で悩んでおられる方もたくさんいます。


インソールでは、低下した外アーチ周辺と横アーチを支えることで、外側かかっている

圧力を分散させ、足裏全体を使えるようにしてあげます。


CASE③  ハイアーチ傾向

赤斜線部の土踏まずが高いハイアーチ傾向の足になります。

こういった方は中足部の接地面積が狭いため、バランスがとりにくい足になります。

また、土踏まずが常に引っ張られている状態で硬い筋肉の傾向で疲れやすい足でも

ありあます。


インソールでは、赤斜線部の高いアーチをサポートしてあげることで、足の接地面積

を多くとれるようにし、身体を安定させ、疲れにくい状態を作ってあげます。


CASE④  親指付け根 + 小指付け根の痛み

赤丸部の親指付け根と小指の付け根に圧力が集中し、皮膚も硬くなってきました。

踵重心で体重移動の際に指までしっかりと使うことができず、親指付け根と小指付け根

で地面を蹴っているのが原因だと思います。


インソールでは、踵にかかっている重心を前に持って行きやすくし、体重移動がスムー

ズに行えるようにします。

さらに赤丸部の圧力が集中している部分を、横アーチを中心に除圧してあげます。

また歩行指導により、親指の付け根と小指の付け根で蹴っているのを、指先までしっか

り意識を持ってきていただくようにします。



CASE⑤  ギリシャ型の足型

ギリシャ型の足型とは、第2趾が1番長い足型です。

足の指が長いということは、逆に剛性は弱いということにもなります。

他の足に比べ、第2趾が剛性が弱いので、赤丸部に圧力が集中してしまう傾向にあります。


インソールでは、足型の特徴として圧力の集中する赤丸部を横アーチで除圧していきます。




このように、人により足の特徴はそれぞれです。

足の柔軟性、土踏まずの高さ、圧力の集中する場所も、足の悩みも人それぞれです。

ひとりひとりの足型を見て、歩き方を見て、話を聞き、靴を見て、インソールを製作します。


足の特徴や悩みがここまで違うから、オーダーメイドのインソールが必要になってくるのだ

と思います。

何かお困りの方がいれば、是非ご相談下さい。