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Pure Cocoa Powder

2016.06.25 05:16

カカオ豆から作るココアパウダー

ココアとチョコレートの最も大きな違いは、ココアバターと呼ばれる脂質の含有量の差です。

カカオニブから油分を取り除き、それをさらに微粉化したものがココアパウダーです。

ココアには身体によい健康成分が凝縮されています。


ココアには2つの製造方法があります。

  1. ダッチ・プロセス(Dutch process)
  2. ブロマ・プロセス(Broma process)

当店では2の【ブロマ・プロセス】による製造を行っています。

この2つの違いや特徴を説明します。


<製造方法:アルカリ処理の有・無〉

ダッチ・プロセスでは本来酸性であるカカオにアルカリを加え、中性に近づけます。

ブロマ・プロセスでは化学的な処理を行いませんが、製造効率に劣るため主流ではありません。

そのためブロマ・プロセスによって製造されたココアは『ナチュラル・ココア』とも呼ばれています。


<見た目の違い:黒・赤茶>

ダッチ・プロセスのアルカリ添加によりココアは黒色に近づきます。

実はココアの色味はこのアルカリの添加具合により黒の程度を調整されているものなのです。


<風味の違い:穏やか・強い>

アルカリ処理が加わると香りは穏やかになり、まろやかな飲み心地となります。

自然なココアは香りが強く、苦味や酸味が感じられます。カカオ特有の成分も分解されずに残っています。


ダッチ・プロセス

風味が穏やかで色みが濃い。中性のため可溶性がよく、まろやかで飲み心地が良いのでココア飲料用におすすめです。また、製菓用としてはチョコレートの色味を強く出したい際に適しています。ただし、色味が黒に近いほど本来の風味や栄養素は損なわれています。


ブロマ・プロセス(ナチュラル ココア)

カカオ本来の風味や成分を最も残すココアです。香りが強く酸味や苦味も残すためカカオ感をより強く感じられます。化学的な処理を加えていないため栄養的に優位性があり、カカオ特有の成分も効率的に享受することができます。


Concheではこのココアパウダーを使ってココア・グラノーラを製造しています。



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