怒声系演説の渡辺よしみ(維新、比例)、「増税の前に減税を」ゼロからのスタート|参院選二〇一六
【政治ニュース】 平成二十八年六月二十二日、東京・有楽町にて『参院選二〇一六』で比例代表候補のおおさか維新の会・渡辺よしみ(壬辰)が街頭演説を行った。舛添要一 元東京都知事の退任へ導いた東京都議の音喜多俊(癸亥)をはじめとする多くの応援者も駆けつけ、悪天候の中であったが熱気のあるスピーチで通行人、支援者へアピールをした。
二十一年、「みんなの党(解党)」を創設し、以後合併を繰り返す新党群の中で純化路線で成長する異色の政治モデルを確立。一昨年の総選挙の落選にて引退も考えたが、デフレが脱却してない今の状況に「自分の役割は終わっていない。」と感じ、出馬を決意した。テコの原理で安倍政権を動かすという渡辺は「増税の前にやるべきことがある!!」と題した公約は以下の四つ。
- 増税ではなく減税
- 成長戦略で経済復活
- 身を着る改革
- 自然エネルギーで地域活性化
<自民の外からテコの原理>
一について渡辺は「アベノミクスは、金融緩和や増税により見事に失敗している。増税の前にやるべき事、それは減税。皆さんから集めた約八兆円という税金は何も意味がなかったと証明されているではないか。」と公約である減税に対し強く主張し、具体的に所得税の減税や、給付金で低所得者対策を行うと公言した。また三では、国会議員の定数の削減についても、今の公務員制度に「自民党の中にしがらみだらけの人たちがたくさんいる、だったらその外側からテコをきかせる勢力が必要。私たちはその第三の勢力となり風穴を開けていく。」と国民の怒りを背負いながら、力強く語った。
また音喜多都議は「まず、皆さん選挙に行ってください、そして諦めないでください。私のような小さな力でも、東京都知事を退任まで追い詰める事ができたんです。皆さんの一票でも政治を変える事が出来るんです。」と投票の意義に対し強く語り、「しっかりと改革に取り組める真の政治家と確信している、太鼓判を押せる政治家、渡辺よしみに是非一票を。」と強く熱弁した。
『参院選二〇一六』全国比例区:渡辺 よしみ(Watanabe Yoshimi.壬辰)/おおさか維新の会
記者:原田眞吾×撮影:岡本早百合
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