優しすぎる男性の特徴とは?!
今日は「優しすぎる男性の特徴とは?!」をお送りします。
先週取り上げた「優しすぎる女性」と同じ様に「優しすぎる男性」も異性からの人気が無いと言う点では共通しています。女性の皆さんの言葉を借りれば、「優しすぎると刺激が無さ過ぎてときめかないんです...」、「人格的には文句ないんだけど、この物足りなさはどうやって埋めたら良いのかしら...」、と口を揃えてそうおっしゃいます。“優しすぎる男性”とはネガティブワードなのです。“優しい男性”は万人受けするポジティブワードなのに、実に不思議な感じです。
恐らく「優しすぎる男性」自らも女性は“優しい男性”が好きな筈なのに...自分の性格の何がどうモテない理由なんだろう...と悩んでいるのかも知れません。彼等は自分は別に意図的に“優しさ”を演出している訳ではありませんし、“優しい”を通り越して“優しすぎる”性格として見られていることなど、全く予想だにしていないと思います。であればこそ、そんな悩める“優しすぎる男性”に手を差し伸べて、是非とも女性から求められる“優しさ”を理解して考え方と行動を根本的に変革して貰おうと思います。
今回の“優しすぎる男性”にスポットライトを当てて、その生態を明らかにして、改善すべきは積極的にその方法を明確に提案して行ければと考えています。女性の皆さんも、そんな“優しすぎる男性”の本当の姿を再発見して貰い、自分の結婚相手として評価できる部分があるのかどうかを良く考えて見て下さい。では早速参りましょう。内容をどうしようか迷いましたが、先ずは「なぜ“優しすぎる”とモテないのか?」、次に「“優しすぎる”男性の特徴」、そして「メリット&デメリット」、最後に「“優しすぎる”男性がモテるには?」の4項目をテーマにしてお送りしたいと思います。
<なぜ“優しすぎる”とモテないのか?>
①ただの友達になってしまう?!
モテる、モテない、と言うのは女性から好きになって貰えるかどうかと言うことですから、恋愛対象として見て貰えてからの話です。例えば、「子供の頃からの幼馴染で身近すぎて恋愛対象とは思えない」とか、「年齢が離れすぎていて恋愛対象とは思えない」などと言ったケースがありますが、それと似たような感覚と言いますか、“優しい”に“過ぎる”と言う尋常じゃない感じが加わってしまいますと、異性としての恋愛云々と言うよりも、自分を良く理解してくれて無理難題を押し付けても、文句も言わずに言うことを聞いてくれる“良き友人”、或いは願いを叶えてくれる“いい人”として、いわゆる“友達止まり”になってしまう可能性が多く、モテるモテない以前の問題として恋愛対象外になってしまうのだと思います。
②女性の気持ちが高ぶらない?!
女性が目の前の男性を異性として意識する為には、人としての世間一般的な“優しさ”ではなく、何かしら五感に響く本能的な魅力、男を意識させてくれる刺激、等が感じられないと、女性としての気持ちが高ぶらず、どうしても恋愛対象外になってしまうのだと思います。男性が別け隔てなく“優しさ”を見せていると、「別に私じゃなくて誰でも良いってこと?」と特別感を感じられずに、他の男性を探そうと言う気持ちが働くのです。女性は物心ついた頃から既に自分の花嫁姿を想像すると言われてますので、幸せになりたい願望はとても強いと思います。故に「私だけに見せる独り占めできる優しさ」、「結婚相手は自分じゃないと絶対に嫌だ」と言う“特別感”を求めているものなのでしょう。
<“優しすぎる”男性の特徴>
①我が強くない
一般的に我が強いとは言いますが、“優しすぎる”男性は自分の考えを持っていたとしてもそれを表に出して主張しようとはいたしません。つまり我が強くないのです。「今度のデートはどこへ行こうかしら?!」と彼女から聞かれても、「どこでも良いよ、君が行きたい所へついてくよ」と彼女任せになってしまいます。彼女にしてみれば「◯◯なんか二人で楽しめそうだけど、君もどこかアイデア無いの?!」と主体的にプランを提示してくれた上で、彼女の考えも気遣ってくれることを期待したいところだと思いますが、相手の考えを尊重したい優しさなのか、単に相手に合わせたいだけなのか良く分かりませんが、得てして主体性のない薄い反応しか返って来ないのです。
②喜怒哀楽が穏やか
常に平常心と言えば聞こえが良いのですが、喜怒哀楽が殆ど分からないくらいに穏やかな雰囲気だと、彼女としては特に一緒に喜んで欲しい時や二人で楽しみたい時にテンションが上がらないと、何か物足りなさを感じてしまうものだと思います。友達としては安心できる存在なので有り難いと思いますが、“優しすぎる”男性は、彼氏となると何か今一つ面白みに欠ける存在になってしまうと思うのです。
③行動が計画的
いわゆるサプライズ的な驚きの行動や意外性を感じさせてくれる物言いは出来ません。彼女にすれば、時には強くイニシアチブを取ってリードして欲しいと思ったとしても、彼女がこうして欲しい、ああして欲しいと言ったことを逸脱して何かしらを押し通すようなことは絶対にしないのが“優しすぎる”男性の特徴なのです。だからと言う訳でもありませんが、寧ろ“我儘”なくらいの女性を好きになる傾向があるのではないでしょうか。残念ながら自分に備わっていない驚きや意外性にドキドキ感や気持ちの高揚感を覚えてしまうこともあると思います。まぁ“我儘”も程度問題だとは思いますがね...。
④無理強いをしない
“優しすぎる”男性の特徴として無理強いをしないと言うことがあります。基本的に「彼女に嫌われたくない」と言う気持ちがベースにありますので、彼女が何かしら様子がおかしかったり言葉少なに見えたりすると、心配で仕方が無くなってしまいます。彼女の喜怒哀楽や顔色の変化には特別敏感です。彼女が決めたことでも何かしら心境の変化で躊躇するような感じが見て取れると、“優しすぎる”男性はそこに気付いて、決して無理強いになる様なことは避けようとします。まぁこれもケースバイケースだとは思いますが、例えば「今度ランチデートしようよ」(男)、「ちょっと他の予定が入ってて難しいかな?!」(女)、「あっ、そうなんだ...無理しなくていいからね...」(男)、とすぐにランチデートの提案を引っ込めてしまいます。女性としては、断ってもめげずに何度も誘ってくれた、と言う流れに乗ってあげたくなる理由が欲しいのです。“優しすぎる”男性はその手前でチャンスを掴めないことが多いのです。
<メリット&デメリット>
①メリット
“優しすぎる”男性にとっては「LINEの既読スルー」をするなど以ての外です。彼女を不安にさせてはいけないと直ぐに返信しようとします。また「聞き上手」なので彼女にとって“癒やしの存在”だと思います。更に大きなメリットとして「浮気はしない」ことが挙げられます。一度誰かを好きになったら一途になりますので、ちょっとやそっとで心変わりや浮気などする筈がありません。それからもう一つ挙げるとすれば、やはり「穏やかな性格」だと思います。“優しすぎる”男性は彼女の言うことを素直に認めて支持してくれますので、お互いの意見が齟齬をきたすようなことがありません。我儘な女性と付き合ったとしても、先ず喧嘩になることは無いでしょう。女性の性格もそんな“優しすぎる”男性の影響で穏やかでストレスとは無縁の生活が実現するかも知れません。
②デメリット
“優しすぎる”男性のデメリットと言えば、先ずは「謝ってばかり」で“ごめんが口癖”になっています。明らかに彼女に非がある場合を含めてです。また、「自分の意思や決断力に欠ける」ところです。女性としては何かしら迷ったり誰かの意見が聞きたい時に自信に満ちたアドバイスや、自分だったらこう決断する、と言う様な模範となる行動パターンを頼りにしたいものなのだと思います。“優しすぎる”男性は相手に嫌われたくないからか、どうしても当たり障りのない話に終始してしまいがちになり、「面白みや説得力に欠けてしまう」のです。それが彼女への気遣いでもあるので、本人にしてみれば自分の本音を言わずに彼女を立てているつもりなのかも知れません。逆に彼女にしてみれば「自分の意見は聞かせてくれないの?本音はどこにあるの?私には見せてくれないの?」と疑心暗鬼になってしまうことに繋がるのです。確かに本音で何を考えているか分からないと、彼女は“怖い”とさえ思ってしまうかも知れませんね。
<“優しすぎる”男性がモテるには?>
①自分の意見を言う
“優しすぎる”男性は決して自分の考えを持っていない訳ではありません。寧ろ理由のしっかりした意見を持っていると思います。ただ彼女に気を遣って主張しようとしないだけなのです。彼女の機嫌を損なってしまうのが怖いとか、自分が口に出したことが彼女にどんな反応を及ぼしてしまうのかが嫌で、どうしても本音を隠してしまうのです。そこが彼女からしてみれば“物足りなさ”や何を考えているのか分からない“怖さ”に繋がってしまうのならば、少しづつ自分の意見を言ってみる努力をするべきだと思います。
最初からハッキリと断言しようなどと無理なことは思わずに、せめて「明日の食事デートは君の大好きな寿司なんてどうかな?君は何を食べたい気分なの?」、と言った感じで彼女の意見を尊重したいスタンスを崩さずに、自分のプランを先に言ってから「君の意見も聞かせてよ!」と言う様にすれば良いのです。更に自分の意見を言うという意味では、何かしらのトラブルの時も対処が大切になってきます。彼女に何かしらの非がある時は曖昧にせず、必要があれば叱ってあげましょう。敢えて嫌われる勇気を持って意見してあげることは彼女の心に必ず響くことと思います。
②“特別感”を出す
“優しすぎる”男性は誰にでも分け隔てなく“優しい”のですが、それでは彼女への“好きだ”と言う本音が伝わることはありません。彼女だって、貴方の“優しさ”を評価している筈ですから、あとは彼女だけに伝わる“特別感”を出してあげればOKなのです。例えば普通に誰にでも相談には乗ってあげたとしても、彼女からの相談だけにはずっと気にかけて解決するところまで継続的にアドバイスしてあげると良いと思います。ちなみにその“特別感”は彼女と二人の時か或いは少人数の時にさりげなくすることを心掛けましょう。彼女はそんな貴方の行動に“特別感”だけでなく“秘密の共有”も感じて満足してくれると思います。
③さりげない男らしさ
“優しすぎる”男性は彼女のどんな些細なことでも見逃さない様にしています。ならば、「小さな約束でも必ず守る」ことです。有言実行は“男らしさ”の大切な要素です。また「過去を引きずらず将来の希望を話す」ことです。“優しすぎる”男性の自信の無さを克服する努力をしながら、自信を持って前向きな姿勢を彼女に見せるのです。更に“優しすぎる”男性は喜怒哀楽が穏やかですので、そこを効果的に伸ばす努力をすれば、「簡単に動じない余裕を持つ」ことが出来る様になると思います。彼女が心配そうな表情で「何かあったらどうしよう...」と言ったら「全く問題ないよ、一緒にいるから大丈夫だよ!」と言って退けましょう。そして壁にぶつかった時も「なぜ上手く出来ないの?」と彼女に聞かれたら、「悲観的に考えずにどうしたら上手く出来るかを一緒に考えようよ!」と説得してあげましょう。彼女は貴方の本音の一言に心から安心感を覚え、その余裕を感じさせる発言に“男らしさ”を見出してくれると思います。
今日も良い一日であります様に。