理想の経営者
理想の経営者タイプって何だろう? 改めて思いました。
というのは、色んな方を実際に見てきて、また、本や記事、ニュース上で知る経営者の方々の様子を見て、パーソナリティ的には様々なんじゃないかと感じるからです。そして、別に「こういうタイプの人が経営者に向いている」ってないんじゃないかと考えるからです。
グイグイ引っ張っていく強いリーダーシップやカリスマ性が経営者として成功するには必要じゃないかと考える人は多いみたいです。そして、それらを得るためにどうしたら良いか?について努力しようとする方も居ます。けれど、本来の「自分らしく」ないことって、中々長続きしないんです。どちらかと言えば親しみやすい人が「俺についてこい!」となろうと、それらしき振る舞いを身につけようとしても、うまくいかない可能性が高い気がします。
「タイプ」よりも、どう考えるか、何を行うか、が重要なんだと思います。
スタートアップ経営者に求められる資質とは?(リブライトパートナーズ代表 蛯原健のブログ)
理想の経営者で検索したら、このブログ記事がしっくりきました。なかでも、Union Square VenturesのFred Wilsonの言葉として引用されていることが的確だろうなと思いました。
CEOの3つの仕事
1.ビジョンと戦略を作り出し、それを関係者に適切に伝えること
2. 最高の人材を募集し、採用し、惹き付け続けること
3. 銀行口座に常に十分な資金を置いておくこと
別にどんな性格でもどんなタイプでも、移り気っぽくても、一直線でも、情熱家でも冷静なタイプでも、上記のことが出来て、利益をつくって従業員にお給料を払い、税金を払い、株主に還元して、社会に何らかの形で貢献していければ、良いんじゃないかと思います。
自分を「経営しゃっぽい」タイプに変えようとするより、どんな結果を生み出すかにフォーカスした方が建設的だと思います。
写真は、フリー素材を「リーダー」で検索したら、オオカミの写真が出てきたので、せっかくだから使ってみました。