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日本習字芹が谷1丁目教室

最後まで綺麗に書きたい!

2020.08.22 01:58

今月は9月号の課題と並行して、日本習字硬筆展に出品する為の作品も書いています。


お手本を見て、何度も何度も書き直してがんばっている子がたくさんいます。

写真は2年生の男の子。

1文字に何分かかるのでしょう。1枚に1時間近くかかることもあります。

ちょっと曲がったら、もう!ダメ!もう1回!と消して

最後の1文字まで、その気持ちが折れないところがすごいと思います。

その努力とこだわりがよくわかる、手の跡がたくさんついた写真です。



もう少し肩の力を抜いて書いていいんだよと言いたくなったり、


ちょっとくらいお手本と違っていても、全体のバランスが大事だから大丈夫だよと言いたくなったり。


消しゴムあまり使わない方が綺麗な作品が仕上がるよ


これはよく言ってるのですが(^^;)


できれば1回も消しゴムを使わず、紙にシワがよることもない方がいいのですが、

そうは言っても

綺麗に書きたいあまり、どうしても何度も何度も消して書いて消して書いて…



でも、

その気持ちが嬉しい。

その心意気がきっと次につながる。



そう思って、ちょっと言葉を挟むのを我慢して見守っています。



そのうち、そんなに消しゴムを使わなくても書けるようになるでしょう。

でも、綺麗に書きたいという前向きな気持ちや、お手本とここが違うなと気付くその観察力は、

なかなか教えてもすぐに身につくことではないと思いますので

その芽が出た今は、そっと見守り満足感を味わってもらいたいと思います。



締め切りまであと少しです。

がんばりましょう。