因果は巡る
私たち人間はいい意味で因果の法則に支配されています。
因果の法則とは、自分がしたことは、良いことも悪いこともそっくりそのまま返ってくるという大霊(神)が定めた摂理です。
ブログ内で幾度と触れましたが、大切な真理なので何度でも綴ります。
私たちの元には、様々な幸福や不幸が入れ代わり立ち代わりやってきます。
どんな些細な吉凶でも、人から受けたことは、自分が人にしたこと。自ら蒔いた種は自ら刈り取ることになるのです。
自分の思い、言葉、行為は全てカルマとして魂に記録され、いつかまた自分自身に寸分たがわず返ってくる仕組みとなっています。
意地悪には意地悪が。親切には親切が必ず返ってきます。
人生では「何で私がこんな嫌な目に…」と思うことが何度もあるでしょう。けれどそれは、過去に自身が行ってきた行為の返却なのです。
ですからツキがないと嘆くのではなく、「カルマが返ってきた。これで勉強になった。己の悪事がこんなにも他者を不快な思いにさせたのか」と、学びの視点で受け止めプラス思考に切り替えましょう。
近年社会問題化している煽り運転も、煽るほうが当然悪いのですが、煽られるほうも悪です。
なぜなら過去に煽り運転をしていたから。加害者だったからこそ、カルマが返ってきて被害者(煽られる側)となったのです。
そのカルマは今世だけではなく、前世のカルマが返ってきている可能性もあります。
今世で悪事をした覚えがなくとも、前世の魂(あなた自身)が悪行をしていれば、今世の自分がそのカルマを受けなければならないのです。
ただし、ここで誤解してほしくないのは、因果の法則は罰則ではありません。
その魂に「気づき」を与えるための有難い報酬です。
バチが当たったと悲観するのではなく、気づきを与えてもらい、魂が磨かれ成長したのだと喜びに浸りましょう。
すると貴方は霊的進化の梯子をまた一段登り、神に近づくことができるのですから。