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郷愁の風景

【富山県】岩瀬(富山市)

2020.08.23 05:40

富山市街地から北へ7㎞程離れた港町「岩瀬」は、近世に富山藩の外港、特に北前船の寄港地として繁栄した。 

富山は加賀前田家の支藩だった越中富山藩の城下町だったが、昭和20年8月にB29戦闘機による空襲を受け、市街地のほぼ全域が焼失している。

しかし、岩瀬は市街地から離れていたため、前述の戦災からは免れ、往時の町並みを残している。

財をなした商家が建ち並ぶが、この地方の特徴として、1階の出格子に「スムシコ」と呼ばれる竹簾が架けられている。

中から外の様子を伺うことはできるが、逆に外からは中の様子を伺う事が出来ない仕組みになっている。

国重要文化財の「森家住宅」は明治11年に建てられた商家で、見所が多い。


【富山県】岩瀬「森家住宅」(富山市)201407  

岩瀬の町並みを代表する、国重要文化財の「森家住宅」は明治11年に建てられた商家で、見所が多い。