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スイス旅行まとめ! 旅程と費用と旅の雑感

2016.05.13 15:44

3泊4日のスイス旅行の振返り!

 

【旅程: ~アルプストレッキングと西スイスを巡る、よくばり旅行~富士山】結構我が家流ですが、これから行く人の参考にでもなれば…

 

なかなかハードな旅でしたが詰め込み好きなので満足!今回スイスはかなり見所があることが分かったのでまたハイキング、トレッキング含め行こうと思います(^^)

 

 

【4日間の旅の費用¥ :大人2人】

 

 交通費 645ユーロ (全体の45%)

 ホテル 290ユーロ (全体の20%) ⇒格安ホテル

 航空券 283ユーロ (全体の20%) ⇒一番安いやつだけど予約時期は遅かった

 食 費 130ユーロ (全体の9%)  ⇒外食1度のみ

 土 産 57ユーロ  (全体の4%)

 観 光 42ユーロ  (全体の3%)  ⇒ロッカーやチーズガイドツアーなど=================================

 合計  1,447ユーロ (約18万円)

 

やっぱり一番効いてるのは交通費ですね…。。周遊パスだけで470ユーロくらいいってしまいます。あとベースが高いのでホテルもじわじわ効いています。

スイスはまた行きたいので、どうにかして費用を抑えつつ楽しみながら行けないものかと再度要検討です!

 

 

最後に私がスイスで気になったことをちょっと。

 

【スイス言語事情 フランス ドイツ イタリア】普通に通じます。背景としてフランスから移り住んできた「ユグノー(新教徒)」によって、スイスの一大産業である時計産業の基礎が築かれ、製造された時計がフランスによく売られたので、フランスとの交流が盛んになりスイス人も親和性を保った、ということがあります。

 

しかも地域によってもそれぞれ異なり、ドイツ人が聞いても分からないことも多いとか。これはフランス語圏と異なり、「ドイツ語」圏の人々が自分達の言葉をドイツに合わせる必要がなかったからだそうです。

を感じた瞬間でした。

 

 

【スイスの家家】どなたかご存知の方がいたら教えて頂けると嬉しいです。またこの地域の建築の特徴として、校倉造りになっているものと、ねずみ返しが付いている建物をよく見かけました。

これは学校でも日本の伝統的な家屋として習った記憶がありますが、ねずみなどが穀物を食べてしまわないような工夫がしてあります。

写真上<赤い鎧戸、焦げ茶の壁、石の瓦、そして壁に文字>     

写真下<やぎの角が玄関に>

 

  <ねずみ返しがついた家>

 

エメンタールの家屋は、両側に大きく張り出したかつらみたいな形の屋根と、屋根の下の半円形のアーチが特徴です。とても堂々とした雰囲気で、住居、牛車、納屋などが同じ建物の中に入っている家もありました。この大きな家たちは、エメンタールチーズで豊かになった農民が建てたものだそうです。自分の豊かさを見せるため、競って大きな家を建てたとか。。

ツェルマットにまず到着して、スイスの家ってこんな感じなのかぁ、可愛いなぁと思ってたら、エメンタールでは全く違いますね。あとベルンも全然違いました。さすが多民族国家。

 

 <エメンタールの家>

 

 

【持って行ってよかったものサングラス

やっぱり食料はもちろんですが、日焼け止めとサングラスは必須です!雪がまだ多いので照り返しで目も開けられないくらい眩しかったし日焼けもするのでこの2つは5月は必需品でした。

あと、以前ご紹介して使用結果をまだ言ってなかった、この「イヤーラックス」がとってもよかったです!邪魔にならないし、一番いいのはよく聞こえるという点。耳あてって外の音が聞こえなくて困るときがよくあると思うんですが、これはそんなことなかったので、とても便利でした。

 

イヤーラックス 耳あて ケーブルベージュ SMサイズ

1,620円

Amazon

 

 

【読んだ本】

この本はスイスを大局的に理解する上で本当にオススメの本です。

スイス探訪 したたかなスイス人のしなやかな生き方 角川文庫

価格不明

Amazon

 

スイス大使を務めておられた方が書かれた本で、スイスに関する様々なテーマを掘り下げて構成されています。例えばスイスの言語事情、徴兵制度、アイデンティティの所在、スイス銀行、直接民主制などについてが主なトピックです。経験談も豊富ですし、よく調べて書かれているなぁと思いました。上記の言語事情もこの本から教えてもらいました。

さらっと観光しただけでは見えてこないスイス事情や、スイス人論がとても興味深かったし、これを知った上で観光すると、もう少し見るもの、食べるもの、に奥行きが出てきます。

 

「スイス人とは」というのを考えるのもなかなか興味深かったです。

スイスはヨーロッパの中でもEUに加盟していなかったり、かなり厳しい徴兵制度を取っていたり、昔風な直接民主制を取っていたりと、「風変わりな国」として通っていますが、違う民族、違う言語を話す人達が集まって出来た国なので、共通認識と言うか、共通のアイデンティティを持っていなければ、スイスという国として存在を続けていくのが危うくなってしまいます。

スイスをスイスたらしめてるものってなんでしょうか。違う民族で違う言語を話していても、「私たちEUに加盟してないよね」、とか「私たちの国変わってるよね」みたいなものが、スイス人を一つに纏めているような気がします。

 

スイス、奥深いですね。

次はユングラウを見に行きたいなぁと思っています(^^)