Boulez : The Cleveland Orchestra

ハンガリー出身の名指揮者、Georg Szellが田舎と言ったらすみませんが、あまりパットしなかったThe Cleveland Orchestraを超一流のアンサンブルを誇るオーケストラに仕上げ、その後、フランスのピエール・ブーレーズがこのオーケストラ独特の乱れないアンサンブルを受け継いできたんだと個人的に思って思っています。

マーラーの交響曲第4番。この曲はバーンスタイン、ニューヨークフィルハーモニックの演奏を最初に聴いて、これがベストと思っておりました。

昨晩、ブーレーズの演奏を聴いて背筋がゾクゾクしたんです。こいつはいいかも。好きな演奏。

最後のソプラノはちょっとマッチョ系でこればかりは違うな。笑

でも第3楽章の最初からクライマックスに至る流れは徹底して統率のとれたアンサンブルなんだけれど、マーラー独特の耽美の世界をうたいつくす。

いいなぁ。