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アルフォード大統領がペルシアへの新戦略を発表

2020.08.24 03:00

 レイモンド・アルフォード(Raymond Alford)大統領は22日(土曜日)、新たなペルシア戦略を発表し、駐留アメリカ軍の追加派遣を正式に表明した。

 アルフォード大統領はテレビ放送された演説で新戦略について、アメリカ軍の増派は「ペルシアへの攻撃を狙うイラン・イスラムに対する防衛的措置」であると説明した。

 アルフォード政権は従来、対ペルシア戦略に関してはその規模の減少を主張をしていた。大統領はテレビ演説で、「我々はイラン・イスラムの侵略に脅かされるペルシアへの確固たる支持と支援を表明する」と述べた。

 加えて、アルフォード大統領は、トム・サンダース(Tom Saunders)国防長官にペルシアでの兵力レベルを設定する権限を与えた。

 サンダース国防長官は21日(金曜日)の上院軍事委員会(Senate Committee on Armed Services)での証言で、「我々は今、ペルシアで勝利していない。できるだけ早くこれを修正するだろう」と述べた。

 ペルシアには約6,500人のアメリカ軍が駐留しているが、駐ペルシア米軍を率いるアレクサンダー・マッケンジー(Alexander Mckenzie)陸軍大将が「数千人」の追加兵力が必要だと発言してから4ヶ月が経過している。ホワイトハウス関係者によると、国家安全保障会議(National Security Council, NSC)では3,000から5,000人の部隊を追加することを中心に議論が展開されていた。

 一方で、匿名の国防総省幹部によると、新戦略では本国とアフガニスタン、クウェートから約1万5,500人規模の部隊が展開し、駐ペルシア米軍は約2万2,000人規模に増強される、との見方を示した。